このブログは、2015年に49歳で脳卒中(脳出血)を発症した私が、生活で感じたことを書いている雑記ブログです。

 


 

お世話になります。パソコンに不慣れで中高齢な私です。

 

大分県中津市山国町にある国の重要文化財『神尾家住宅』

 

江戸時代末期に建てられた茅葺屋根の住宅で、記録が残る住宅としては九州最古!

 

「こんなところに、九州最古の住宅があるんだ〜」

「作りは東北地方の屋根組だったんだ…歴史もあるし…元幕臣の住宅?まじ?」

 

神尾家住宅を見学するには、住宅所有者の神尾さんに許可をいただく必要がある建物です。

 

見学の許可をいただき、神尾さんご本人から歴史と経緯を伺うこと約1時間…

 

江戸時代末期の幕府との関連がある神尾家が、江戸と長崎との行き来の重要ポイントだったことなど、勉強になったのでした。

 

本当に、ビックリするようなお話で驚くばかりです。

 

山国町にお立ち寄りの際は、ぜひ、『神尾家住宅』をご覧になってはいかがでしょうか。

 

 




 

 

大分県中津市山国町の中心部の少し高い位置にある『神尾家住宅』は守実地区で最初の住宅だった…

守実地区のこの付近は元は何もない…草原だった

江戸時代の末期から程なくまでの頃は、この付近は何もない草原だったそうで…

 

神尾家住宅の裏山(裏手には小高い山があります)は元からありましたが、草原一帯を見渡せる少し高いこの位置に、神尾家の住宅を建てたそうなのです。

 

一見してこの地区を見渡せる場所は、警備上もメリットがあったようですね!

 

江戸時代末期頃に幕臣だった神尾さんの祖先が来てからひらけた地区が守実だった…

神尾家住宅を建てた神尾さんの祖先は、元は幕臣だったそうです。

 

はるばる江戸から山国の地に来て、神尾家住宅を建てた…

 

実は大きな意味があったのですね!

 

▼江戸城の前に住宅があった神尾家のお話。

 

当時出島があった長崎と江戸をつなぐ中継所的な位置付けで神尾家住宅が設置

神尾さんの先祖が山国町の守実に来たのには、大切な意味があったのです。

 

大分県の日田といえば、幕府直轄の天領で有名ですね。

 

山国町は以前は日田天領だったということで、幕府直轄の地(え、山国町って天領だったんだと驚き!)。

 

また、外国との貿易があった長崎の出島と、江戸との中継所というか、出張所というか…現在で言えば拠点事務所が置かれた場所が、神尾家住宅…

 

・長崎で入手する武器

・日田の材木を江戸へと運搬するルート

 

武器と材木の拠点基地というイメージですね!

 

なるほど、そういう理由で神尾家住宅が建ったのだと、建物が素晴らしいという理由だけでなく、歴史も学んだのです。

 

神尾家住宅の作りは東北地方の民家がベースで機密性が高い情報を扱うことから要所で独特の作りが…

スパイ対策のための床下に入り込めない作り!

神尾さんのご案内で、神尾家住宅の敷地内に入ります。

 

『地面から隙間がないですよね!』

 

神尾さんのご指摘のとおり、全く隙間がない縁の下に驚きます。

 

『スパイが下に潜って機密事項を盗まないよう作ってます』

 

重要事項を話し合っていた神尾家住宅なので、スパイ活動をされると困ったということですね。

 

昔の人はよく考えて住宅を作ったのだと感服です。

 

▼確かに隙間なく壁があります。

 

豪雪の東北地方の技術を用いた屋根!

神尾さんの案内で、神尾家住宅の内部に…

 

すると、立派に組み上げられた屋根の構造に驚きます。

 

『良く見てください。縦の柱の先が鉛筆の先のようになっているところ、ここが沈むのです』

 

雪で屋根に重量がかかったときは、全体が沈み込み尖った先が横方向の梁の中に入るとのこと。

 

今は雪はありませんから、最大に浮き上がっている状況ですね。

 

この柔軟さが強さの秘訣だとか。

 

また、地震の際にも全体の揺れも吸収。

 

東北地方の豪雪地帯を生き抜く住宅の知恵を目の当たりにしたのでした。

 

▼丁寧に組み上げられているのです。

 

▼真下から見るとすごい迫力。

 

▼雪が積もると尖った部分が下がって、梁に入り込みます。

 

▼天井がある部屋でも同じ構造。

 

▼鉛筆の先のような尖った部分が見えます。

 

▼ここが沈み込みます。

 

▼こちらはかまど。昔ながらです。なお、かまどがある部屋が会議室だったそうです。

 

▼位の高い部屋を見ます。

 

▼外から見たこの場所は、中津城から来たお姫様が到着する場所。興しがここに到着し直接中へ入ったそうです。

 

特徴なのは三つの屋根があること!

今度は外観ですが、駐車場から1分程度歩きますと、神尾家住宅が見えるのですが、特徴的なのは三つの屋根。

 

表の通りからは見ることはできないので、裏山から見ますね。

 

ただ、裏山も神尾さんが所有されている土地なので、勝手に入ることはできません。

 

表から見ると、普通の茅葺き屋根ですが、山手から見ると屋根が三つに分かれているのです。

 

東北地方で建てられている住宅の基本形式が神尾家住宅ということですから、ぜひ三つの屋根をご覧ください。

 

▼住宅地の中にある茅葺の屋根。

 

▼複雑なつくりをしています。

 

▼ここから見ると三つではないのですが…

 

実際に『神尾家住宅』を見学するには所有者の神尾さんの許可が必要

国の重要文化財であるものの個人所有の住宅であること

さて、神尾家住宅を見学するには、所有者の神尾さんの許可が必要です。

 

神尾さんは、神尾家住宅の向かい側に住んでおられますので、直ぐに分かりますから許可をとりましょう。

 

なお、神尾家住宅の敷地入り口には、その旨記載された看板が立ってますので、ご確認ください。

 

※見学料は無料です。

 

▼看板の注意書きをご確認ください。

 

▼国の重要文化財と明示されています。

 

駐車場はないので徒歩1分程度離れた駐車場を利用することも有り

神尾家住宅を見学する際に利用する駐車場は、歩いて1分程度の中津市山国支所の駐車場を利用するといいと思います。

 

無料駐車場ですし、そもそも、神尾家住宅の問い合わせ窓口は、『中津市教育委員会山国教育センター』とされていますから、問題はないと思います。

 

なお、駐車台数は十分あるので、ご安心ください。

 

大分県中津市山国町にある『神尾家住宅』は、歴史も学べる立派な住宅でオススメです!

 

▼自由に駐車できます。休日でも開放しています。

 

 

▼神尾家住宅そばにある『オシャレなかやぶきレストラン』や『日帰り天然温泉』の記事もご覧ください!

(S)大分県山国町『かやぶき屋根のレストランKAYABUKI』!

 

 

(S)大分県山国町『やすらぎの郷やまくに』日帰り入浴に最適な温泉

 

 

▶︎「でなおし」ブログのドライブ・旅行まとめ記事もご覧ください!

 

 

▼2020年3月以降のドライブ・旅行記事は別ブログで投稿しています!

(K)カヤの車めぐり旅

 

 

施設情報

所在地 大分県中津市山国町守実120番地

施設名 神尾家住宅

電 話 大分県中津市山国支所地域振興課(0979-62-3111)