お世話になります。パソコンに不慣れで中高齢な私です。

脳卒中(脳梗塞・脳出血)の再発予防はとても大切なことです。

もし、再発すると、障害の程度が重くなることが多いので、是非とも避けたいところです。

生活習慣の改善の一つとして、飲酒の見直しがありますが、飲酒習慣のある人にとっては、楽しみの一つを断つことは大きな負担にもなるかもしれません。

とはいえ、再発してしまえば日常生活や仕事に支障がでてしまうのも事実です。

今回は、血圧管理や減塩など幾つかの取り組み事項の中で、飲酒の習慣がある私が「断酒」について考えてみました。

適量であれば飲酒は可能なのか?

「飲酒は可能か?」「断酒なのか?」…よく考えると意味が違う気がして

いきなりですが、この問いは少し意味が違うような気がしてきました。

あくまで私観ですが、例えば、アルコール依存症の治療にはいわゆる「断酒」といわれる一切のアルコールを断ち切ることが治療の一つになってます。

社会問題にもなっているアルコール依存症に関し、断酒による禁断症状と戦う姿はニュースされることもありますね。

しかし、脳卒中(脳梗塞・脳出血)の再発予防という観点からは、断酒が再発予防の中心ではないと考えれば(血圧や糖尿病の管理や禁煙などが優先順位が高いと思いますのでその意味で…)、「飲酒は可能ではないだろうか…」と思うのは、私だけではないと思います。

そこで、脳卒中(脳出血)を発症した私の飲酒について考えてみました。

適量であれば動脈硬化を防ぐ効果は確認されている

よく聞く適量!

適量であれば、動脈硬化を防いだり精神的にリラックスする効果があったりと、メリットが指摘されています。

赤ワインのポリフェノールが動脈硬化に良かったりなどですね。

国立循環器病研究センターの情報によると「ビール大瓶1本またはワイン2杯」が適量とされています。

国立循環器病研究センター

そこで、私がお酒を再開したとして、飲酒量を適量でコントロールできるかを考えると…

無理であることがわかりました。

私は決して大酒呑みではありません。

脳卒中(脳出血)発症前は、ほぼ毎日ビール500cc1本と焼酎のお湯割り2杯程度を飲んでいました。

また、職場の懇親会では、生ビール2〜3杯と焼酎のお湯割りを2杯程度飲んでいましたから、推奨されている「適量」には程遠いことがわかります(適量ベースで考えますと、生ビールの乾杯で適量超過となります)。

このくらいの飲酒をしなければ、落ち着かない…

そんな気持ち(状況)ですから、私は推奨されている「適量」の飲酒習慣を守れないことが判明しました。

では、脳出血を発症した私は飲酒して良いのか?

結論からいうと、私の場合は「飲酒しない方が良い」となりそうです。

そもそも適量の範囲を守れないし、職場の懇親会では乾杯の後は一人ノンアルコールという寂しいシーンが想定されますから…

つい!適量を超えて飲んでしまうのかと…

一方、脳卒中(脳出血)を発症した私には、懇親会をお断りする大義名分ができました。

また、家族で飲みに行った時は私が断酒することで、行き帰りは自動車運転が可能となりますから、これはメリットとなります。

さらに、万が一私が脳出血を再発した場合に…

「お酒を飲まなかったとしたら、再発してなかったかもしれない…」

などと余計な後悔をしなくて済みますので、断酒は悪いことばかりでないかもしれないと考えるようになったのです。

もともと大酒飲みでないし、絶対に飲まなければ済まないというタイプでもないので、断酒にはそれほど抵抗がないという背景もあります。

脳出血と脳梗塞との比較の観点から考えてみる

脳出血と脳梗塞の違い

急性期病院で配布された再発予防に関する気になる表現。

ここで、急性期病院を退院する時に配布されたメモの中に、気になる表現がありました。

※お酒と脳卒中の関係

「脳出血については、飲酒量に比例して発症のリスクを高めます。」

「脳梗塞については、適正量以上の飲酒で発症のリスクを高めます。」

「飲酒は適正量を守ることが何より大切です。大量飲酒(日本酒3合以上)は脳卒中のリスクを高めるので、減らしていきましょう。」

以上を読み解くと、脳出血は飲酒すると飲酒量に関わらずリスクが高まるということが表現されています。

ただ、最後に脳卒中という大くくりな表現でまとめられているので、微妙な解釈にはなりますが…

配布された資料をベースに考えますと、脳出血でアルコールの適量コントロールが困難な大酒の飲酒習慣のない私は、「断酒」することがよいという総括になりました。

やはり脳出血再発予防には「断酒」か

脳出血は脳血管が破裂しているので、その時点で、既に脳血管の血管内皮細胞が破壊されていると考えました。

アルコールの摂取による血圧の上昇(一時的には血圧は低下するようですが、脱水など他の要件で、総合的に血圧は上昇すると指摘されています)は、それでなくとももろくなっている血管内皮細胞を傷つけてしまうので、やはり防ぎたいものです。

また、血管内皮細胞の修復には約3年程度の長期間必要とされていますから、発症から数年間はとくに要注意かなと考えてます。

まとめ

以上、脳出血を発症した私にとっては、「断酒」を選択した方が良いようです。

万が一再発した場合にも、後悔しないというメンタル面の効果もありますし…

今後もアルコール(飲酒)については、勉強していきたいと思います。