お世話になります。パソコンに不慣れで中高齢な私です。

現在、回復期病院でのリハビリテーション(理学療法及び作業療法)が開始され、約2ヶ月が経過。

この間の経過とご指導にあたられる先生方から受ける印象を述べたいと思います。

 

 




 

 

回復期病院でリハビリを開始から2ヶ月経過

現在の障害の程度(回復の状況)

現在の障害の程度ですが、片麻痺は相当に改善し、ほぼ健常に近い状態まで回復しています。

脳卒中(脳出血)発症から3ヶ月を迎えるこの時点ですが、発症から半年以内の回復曲線には驚くばかりです。

患者の個性を尊重した指導法

驚く回復を実現していただいた回復期病院のリハビリ

これが本題ですが、脳卒中(脳出血)発症時点で私の右片麻痺は、ステージ1でした。

ステージ1とは完全弛緩状態

手足がだらっと下がってしまい全く動かすことができません。

そればかりか、手足の存在すら忘れてしまうという感覚でした。

当然、痛みなど皮膚の感覚も全くありませんから、車椅子のタイヤに手が挟まってカタカタ音がしても気がつかなかったことも。

確かに、全く痛みがないので気づきませんよね。

擦り傷で赤く染まった手を見て唖然としたことは忘れることはできません。

ステージ1だった私でしたが、回復期病院へ転院してからは、ものすごいスピードで回復を辿りました

これはリハビリをご指導いただく先生方の力だと痛感しています。

私が入院した回復期病院では、リハビリのスタッフさんが160名近く在籍し、土日休日がなく毎日リハビリを実施する環境だったことが良かったのではないかと思います。

リハビリに休日はないと考えますし、また、大勢のスタッフさんが在籍されている関係で、病院全体の雰囲気というかモチベーションが高いことも大きな要因だと思います。

リハビリをしっかりと実施できる大規模な回復期病院を選択したことは私にとって良かったと思っています。

高齢者と若年者など年齢層や疾病に合わせた指導法

さて、皆さまはリハビリについてどのようなイメージを持っていますでしょうか。

リハビリは痛くてきついもの…

実は、本当にその通りで楽なことはありません。

あくまで私の場合のことですが、片麻痺による関節の硬化や筋肉の緊張などを解消するためには痛みを伴うことが多々あります。

患者本人がどの程度まで回復したいという希望を持っているのか…

回復目標をどこに設定するのか…

これらをしっかりと理解しリハビリのスタッフさんらと共有することが大切ではないでしょうか。

ちなみに、リハビリのスタッフさんらは、患者の年齢や障害の程度など考慮し、患者自身がどの程度障害を回復したいのか。

また、脳卒中なのか、骨折なのか、などの疾病によって、最適なリハビリを選択しているようです。

例えば、高齢者には痛くて辛いリハビは困難なケースが多く、現状の維持を目標とするリハビリが存在します(患者自身が「痛いリハビリは嫌だ!」と意思表示するケースは本当に多いです)。

一方、高齢者以外の若年者や私のような中年者には、少々痛くて辛くても、障害の程度を軽快させる目的として、厳しいリハビリが選択されることが多いようです。

実際に私は「骨が折れるんじゃないか!」という痛みを伴うリハビリテーションでしたが、日毎に関節の可動範囲が広がり、現在では、パソコンはブラインドタッチができるまで回復しています。

患者の年齢や疾病の種類、また、患者本人の回復目標など、多くの要件を考慮しながら、適切なリハビリを選択されていることがわかります。

患者のリハビリテーションの目標を尊重

私が、回復期病院に転院して最初に先生から聞かれたこと…

「リハビリはどこを目標にしますか?」

この質問は、患者の意思を尊重しながらも少しでも障害の程度を回復させたいというスタッフさんの気持ちが現れています。

リハビリは患者本人の努力が求められますから、つまり、させられ感があるとすると、効果的なリハビリの実現できません。

そればかりか、患者とスタッフさんのコミニュケーションにまで影響しますから、本当に大切なことだと思います。

話を戻します。

先生からの質問に私は…

「健常側の左手が目標です」

と答えたところ、私を担当するその先生は、

「わかりました!では左手を目標に頑張りましょう!」

とその日から痛みを伴う厳しいリハビリテーションが開始されたのです。

今振り返ると、その日その瞬間にスタッフさんと私の意識の共有が実現できたような気がします。

この共有ができたからこそ、その後の厳しい痛みを伴うリハビリが継続し、障害の程度が劇的に回復したのです。

痛みを伴うリハビリとは、例えば、右片麻痺で突っ張った手のリハビリ。

右手をまっすぐ伸ばし、右手首を外側に回すことができなかった私に、私の腕や肩を二人掛かりで押さえ、右手首を外方向へ回転させる運動。

これが最も痛いリハビリでした。

骨折するんじゃないか!という激しい痛みを伴うものでしたが、2週間程度このリハビリを継続すると、元の通り右手首が回転するようになったのです。

痛みを伴う期間何度もリハビリを止めようと思いスタッフさんに行ったのですが、

「10日程度すると痛みは消えますから続けましょう!痛いことはわかっていますから…」

と言われたとき、

「腕の骨が折れるのではないですか?」

ともう一度私は反論。

「骨は折れません!」

とスタッフさんも反論。

今思えばこのようなやりとりでコミニュケーションが構築されて行ったと思います。

指導者のモチベーションの高さ

理学療法士と作業療法士合わせて160名以上が在籍

私が入院している回復期病院には、理学療法士と作業療法士、言語聴覚士の先生方が総勢160名以上在籍しています。

この病院にはリハビリの休日がなく(勿論医事課などはお休みです)、365日毎日リハビリが行われています。

理由としては体の回復に休日は関係なく、毎日施行することで効果的に進むとのことらしいです。

確かに私が当初入院していた急性期病院では、土日がリハビリの休日でしたから、月曜日は三日ぶりのリハビリ。

せっかくの回復カーブに影響があるのではと思ってましたので、この点は納得できます。

多くの先生が在籍しているからこそ実現できる365日リハビリです。

リハビリ室の空気

先生方の治療に臨む気持ちといいますか、そんなものがあふれている空気がリハビリ室にはあります。

先生の在籍数の多さも関係していると思いますが、先輩から若手の指導が徹底されているようです。

少しピリッとした空気ともいうのかもしれません。

それから、急性期病院から紹介を受ける段階で「厳しい病院」と聞いているので、自ずと患者はリハビリに対する前向きさを持った方が多いのではないかと思います。

 

 

▶︎「でなおし」ブログの健康・医療まとめ記事もご覧ください!

 

 

 

 

まとめ

多くの先生方が在籍していることもあり、とても前向きな空気を持ったリハビリ室。

一部の先生(たまたま私の担当ですが…)は、プライベートの時間や休日を活用して、学会の発表やセミナーに参加し、新しい手技の習得や研究に努めているとのことでした。

このような結果が患者に還元されると思うと、先生方に対して頭の下がる思いでいっぱいになります。

残った期間しっかりとリハビリに努めたいと思います。