このブログは、49歳で脳卒中(脳出血)を発症した私が、生活で感じたことを書いている雑記ブログです。
お世話になります。パソコンに不慣れで中高齢な私です。
毎年職場で実施される定期健康診断(2019年度)が無事に終了しました。
「バリウムや胃カメラは嫌だ!」
「白衣を見ると血圧が上昇するから…」
「血圧が高いと所見されるので困るな〜」
定期健康診断前では、職場はいつもこの話題に…
私は、脳卒中(脳出血)、大動脈弁閉鎖不全症、大腸憩室症、胃の過形成ポリープなど多くの病気や所見を抱えています。
その関係で毎年無料で受けられる定期健康診断は本当にありがたいものだと痛感。
定期健康診断が終了すると結果が送付されますが、かかりつけ医や主治医と連携することで活かせるような気がしてなりませんので有効に利用したいと思います。
2019年の定期健康診断の結果(指摘など)
2019年の定期健康診断の結果について、指摘された項目を総括してみます。
胃内視鏡検査
逆流性食道炎とびらん性胃炎
毎年指摘される項目です。
逆流性食道炎は加齢にともなう胃の筋力の低下などいくつかの理由で発生することはあるので、現在53歳の私は致し方ないかなとも…
現在までのところ、食後などに「ウッ!」という胸焼けのような症状はありませんので…
経過観察ですね。
過形成ポリープ
2年前に初めて指摘された「5mm大の過形成ポリープ」については、昨年と同様指摘がありません。
これは、胃の最下部にある過形成ポリープのため、胃カメラで撮影する際に胃が締まって(胃の出口が閉じている)いるとポリープが見えないためらしいのです。
このように、胃の場所によってはカメラ挿入時に見えない部分があるというのも非科学的な気もしますが…
今後、年一度の胃内視鏡カメラ検査でフォローしていきます。
つまり、これも経過観察ですね。
心電図
非特異的心室内伝導障害
大動脈閉鎖不全症と発作性上室性頻拍症の持病がある私は毎回指摘される項目です。
今回は「非特異的心室内伝導障害」のみ所見。
これは必ずしも大きな障害ではないそうですが、私のように心臓にも持病がある場合は注意する必要がある指摘です。
初めて指摘されましたので経過観察だとは思いますが、かかりつけ医(たまたま循環器専門の先生)に相談したいと思います。
とりあえず、経過観察になるとは思う項目ですね。
腹部エコー
胆嚢ポリープ
毎年指摘される項目です。
数十年前から2〜3ミリ程度のポリープが胆嚢にあります。
大きさと数は不変ですから経過観察が続いています。
極端に大きくなると内視鏡手術で胆嚢を切除する可能性がありますが…
これも経過観察ですね。
左腎臓結石
今回初めて指摘されました。
具体的な指摘内容は、「左の腎臓に1mmの結石があります」とのこと。
1mm大の結石であれば尿とともに自然に流れ出すことがあるらしのですが…
しかし1mm大とはいえ、場所によっては急に痛みだす可能性もあるとのと。
何とも心配な結果になってしまいましたが…
左側背部や足の付け根までを中心とした痛みが発生した場合は、内科を受診しなくてはならないですね。
水分補給をしっかりと行い利尿作用を促すことも大切なようです。
とりあえず経過観察でしょうか。
そのほか気がついたこと…
脂質の数値
血液検査の結果ですが、特に気になる脂質の数値。
今回久しぶりに中性脂肪の値が100を切り95に…
ウオーキングなど有酸素運動を積極的に取り入れてきましたが、なかなか100を切ることがありませんでした。
しかし、今回は95!
なぜ下がったのか正直不明なのですが…
急に下がると体内にがん細胞が存在し、がん細胞が増殖するために栄養分を摂取する関係で中性脂肪が低下するという都市伝説的な噂を聞いたことがあります。
なので、中性脂肪の値が低下したことは嬉しいのですが、その理由が気になるところです。
そこで、最近の生活習慣を振り返ってみると、食事には大きな変化はないものの有酸素運動については一部変更したものがありました。
それは、ウォーキングの時間を延ばしたことです。
今まで1日の有酸素運動(ウォーキング)の継続時間は25分程度だったのですが、2倍近い45分程度まで延ばしたことです。
毎日とはいきませんが、週末や残業がない日など時間的に余裕がある場合は45分程度のウォーキング。
これにより、有酸素運動の時間が延びたことが中性脂肪の値が低下したのではないかと考えています。
つまり、25分程度のウォーキングでは中性脂肪の値はなかなか変化しなかったものが、40分前後の運動になると数値に変化が出現しだすのかもしれません。
「1日あたり30分以上のウォーキング」とよく言われますが、その理由がこんなところにもあるのでしょうか。
本当に不思議な中性脂肪の値の変化でした。
「LH比」について
最近指摘されている「LH比」。
LDLコレステロールの値をHDLコレステロールの値で除した比のことです。
LH比に基づく一般的な指標として私が保健師さんから聞いた話では…
LH比 | 目安 |
2.5以上 | 動脈硬化、血栓のリスクが高くなる |
2.0以下 | 病歴がない場合2.0以下を目指す |
1.5以下 | 病歴がある場合1.5以下を目指す |
ザクっとこのようなことだったような気がします。
私は脳血管障害という病歴がありますので、目標のLH比は「1.5以下」。
実際の血液検査の結果をもとに計算してみたところ…
LDL値(116)÷HDL値(56)=2.07
わずかに2.0を超えているものの、病歴がある私が目標とする1.5以下には及びません。
ただ、ここ3年のLH比は2.37→2.11→2.07と変化していますので傾向としてはいいのかもしれません。
新たな指標として注目されている「LH比」。
来年はさらに下がるよう努力する「努力項目」ですね。
▼今回久しぶりに中性脂肪の値が95で100を切りました。
便潜血反応
1年半年前に「大腸憩室症」を発症した私ですが、便鮮血などの指摘はありませんでした。
現在のところ、大腸憩室症は落ち着いていて再発はありません。
ゆっくり食事をすることや野菜を食べること、お風呂に入ることなど一般的な大腸憩室症の予防とされている事項は継続しています。
なので、これも1年後の検査ですね。
生活習慣など今後の取り組み
毎日の有酸素運動
上述しましたように、ウォーキングの時間を長くすると中性脂肪の値が低下する傾向が確認できました。
なので、残業がない日や休日で時間的余裕がある日は長めのウォーキングを継続したいと思います。
40〜45分程度でしょうか。
循環器系以外にも足腰の筋肉が締まっていくことを体感しますので、長めウォーキングは有効のように思います。
ウエイトトレーニング
あるドクターから…
「筋肉量が多いがん患者さんは予後がとてもいい」
と聞いたことがあります。
筋肉量が多いと免疫など総合的に身体に良い効果が出るとの意味のようでした。
なので、身体の中で最も筋肉量が多い足腰を中心にウエイトトレーニングをしたいと考えます。
上腕も筋肉量が多い箇所ですからその部分もですね。
ただ、重たいウエイトをかけると一時的な高血圧になりますから、私の場合は軽めのウエイトで回数を若干増やす感じです。
かかりつけ医との連携
現在4週に一度かかりつけ医の診察を受け降圧剤や入眠剤を処方してもらってます。
先日のことですが…
「定期健康診断の結果が出たら提出してくださいね」
と看護師さんから言われたのです。
この意味は患者にとってはとても嬉しいことで、総合的な検診結果を把握して追加検査やお薬の処方など考えたいとするかかりつけ医の考え方が伺えます。
やはり、かかりつけ医との連携が大切ではないでしょうか。
▶︎「でなおし」ブログの健康・医療まとめ記事もご覧ください!
まとめ
毎年無料で実施される定期健康診断(費用は会社負担ですが…)。
結果を有効に活用することでかかりつけ医との連携が実現できます。
無駄な検査を抑える一方、必要な処方などかかりつけ医が参考にするデータになるはずですから、今後も定期健康診断の結果はかかりつけ医の提出をする予定です。
病気と上手く付き合っていきたいものですね!
ブログ運営者:でなおし
私は、九州北部在住の地元企業に勤める50代会社員です。 50歳で早期退職する予定でしたが、退職届を提出する直前に脳出血を発症。退職は取りやめになり、1年間休職のあと復職し、現在に至ります。 ブログ運用は、2014年から開始。 2020年3月には650記事に到達。カテゴリーを別ブログ(特化ブログ)として立ち上げ、4つのブログを運用しています。 当ブログは、自動車、グルメ、ライフなどを投稿している雑記ブログ。 2019年7月、キャンピングカー(トイファクトリーアルコーバ:ハイエース)を購入し、妻と二人でキャンピングカーの旅を楽しんでます。 以下は、運営している4つのブログです。 でなおし:当ブログです。2014年に開始した雑記ブログ。
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