お世話になります。パソコンに不慣れで中高齢な私です。

本日、第50回(平成30年度)社会保険労務士試験の受験が無事に終わりました。

なんと!

今回は、受験勉強を全くしてない状況となり、これは本当に不謹慎なことでした。

しかし、3年前に脳出血を発症して以降、現在本業が復職していることで体力的に無理をせず受験そのものを目標に…

そのような考えからすると、目標は達成したことになりますが…

全く受験勉強がない状況で本試験を迎えることは少し咎める気がしてなりません。

本試験中、血圧上昇や脱水症状など健康管理面では、トラブルありませんでしたから、これはこれで良しとしておきたいと思います。

2019年に向けてスタートの日となった受験日でした。

何かある!?試験当日

本試験当日の準備は完全に済ませたと思っていたのですが、何か忘れものや移動中の小さなトラブル等、日頃発生しないことがあるものだと痛感した一日となりました。

▼当日の携行品です。水分血圧計機械式時計iPhoneXタオル座クッション弁当(サンドイッチ、ゼリー状のカロリーメイト)目薬(サンコバ、ジクアス)携帯テッシュ等一式です。相当な重量になりますから、右片麻痺がある私はキャリーバックを使用したほうが良かったと反省しました。

試験会場に移動するまでのトラブル

試験会場でウエアブル端末等のデバイスが鳴動すると失格になるという受験票の注意書き。

これにビビっている私なのですが…

昨年の本試験受験の際、電源を落としたはずのAppleWatch2が、なんと受験中に勝手に電源が入っていたのです。

試験中に鳴動することはありませんでしたが…

電源が入った理由が未だ不明なので、今回はAppleWatch2を持参すること自体が怖くなり、以前から保有している機械式腕時計を装着することに。

そのような経緯から、日頃使用しているAppleWatch2のSuicaが試験当日に使用できないという基本的な気づきが欠落し、駅の改札口で慌てることとなりました。

iPhoneでもSuicaは使用できることはわかっていたのですが、私自身が慌てていたこともあり。

Suicaを使用する方法を直ぐに思いだすことができず、仕方なく普通に切符を購入して乗車したのです(切符を購入するために待つ時間と実際に購入する時間って意外に長いものだと痛感!)。

誰もが気がつくことを完全に忘れていたことに朝一番の衝撃を受けた私でした。

試験会場で気付いた忘れ物

当日のトラブル(忘れ物等)はこれだけではありませんでした。

交通手段として、会場近くのJR駅から会場までは徒歩で移動したのですが、この暑さで会場に到着すると汗だくの状態。

タオルは所持していたのですが、発汗量が半端でないので汗の引きが遅く、仕方なく会場入り口で配布していた予備校のチラシを扇子代わりに使用したのです。

会場に到着したものの、入場まで30分以上の時間がありましたので、その間は冷房が効かない屋外の日陰で涼むことに。しかし、この暑さで汗の引きは特に遅くなりました。

他の受験生を見ると、団扇や扇子を所持している方が殆どでしたので、これは単純に私の準備が不足していたと反省。

さらに、携帯のお手拭き(携帯用ウェットティシュー)も忘れていることに気づき猛省。

また、多くの所持品を入れるためのバックが重たくて右片麻痺の障害がある私は、右手に疲れが出現してしまい、慌ててストレッチ運動でコリをほぐす始末。

小型キャリーバックを持参すればよかったとこれも反省なのでした。

一方、携行したものの、使用しなかったものに歯ブラシがあります。

昼食後は必ず歯磨きをする習慣がありますので、本試験当日に歯磨きをしないと何とも普段の調子が出ない感じがしますので、今回はブラシを持参した次第です。

ところが昼食後歯磨きをしようとトイレに行って見ると、長い列があったりして歯磨きをするには気まずい雰囲気がありましたので、結局歯磨きはしませんでした。

マナーという点でもパブリックスペースでの歯磨きは気がひける感もありますので、次回以降は歯ブラシは携行しないようにしたいと思います。

いろいろな反省点が出現した今回の本試験でした。

受験の総括

さて、肝心な本試験の総括をしてみたいと思います。

受験できたことに感謝

最後まで無事に受験することが最大の目標だったので、その点では、目標達成ということになりました。

3年前の脳出血発症の時点で、命の危機と人生の終わりを痛感した私が…

「本試験を受けている」

という点で、感謝の気持ちでいっぱいになった次第です。

水分補給と降圧剤の服用で血圧は安定

血圧の上昇は脳出血の既往がある私にとって禁忌ですから、これは絶対に避けたいことです。

最近は降圧剤とのお付き合いが上手くいっているので、毎日のベースとなる服用を基本。

本試験当日の緊張感などを考慮して、通常の服用量よりも多め(5割り増し)の降圧剤を屯用することで、血圧の上昇を抑え込むことに成功しました。

屯用した降圧剤は、アダラートCRを半錠化したものです。

半錠化しますと、降圧剤の効きが若干早くなり、その分効きの終期も早まりますが、ベースとなる服用を済ませているので、問題ないと考えてます(この点はかかりつけ医からも事前承諾あり)。

また、この時期ですから、脱水症状にも気をつけたいと思うところで、この点は、携行したペットボトル(3本:お茶、水、ポカリスエットの3本)とゼリー状のカロリーメイト(1個)で十分まかなえましたので、良かったと思います。

受験勉強無しで臨んだ本試験

受験勉強を全くしないで受けた本試験ですが、受験会場には本気で合格を狙っている受験生が多い中、本当に不謹慎なことだったと思います。

2019年の試験勉強については、本業との兼ね合いを考えながら無理をしない範囲で勉強したいと考えてますので、もしかすると、今回と同じ状況になるのかもしれません。

いずれにしましても無理をして受験勉強したことで脳出血が再発してはいけませんので、これは私自身コントロールしなければならないことだと一定の納得はしています。

2019年の受験に向けて

受験勉強は余裕がある場合には実施

脳出血発症から3年を経過し、現在のところ再発していないので、再発予防はうまく行っているのではないかと考えてます。

私の場合、生活習慣の改善と血圧の厳格管理(降圧剤等で低めの血圧値を維持)を継続しながら副業した本業を主体に余裕のあるときのみ受験勉強をするというスタイルになります。

完全割切り型の受験対策なのですが、現在の私はそのようにせざるを得ない状況ですので、致し方ないと納得しています。

受験教室は受験番号後番の教室を選択

受験申し込み期限最終日の消印で付与された受験番号は、試験会場の教室は後番教室となるため、教室の雰囲気がユルッとしたイメージを受けましたので、2019年も最終日の消印で郵送しようと考えてます。

試験開始時点で既に半数近くの受験生が欠席し空席が目立つ教室の雰囲気は、緊張度合いが下がり、日頃に近い精神状態で受験できる環境は私にとって良いと考えました。

昨年までは先頭受験番号の教室でしたので、ピリッとした空気感の中で高い緊張を強いられる環境でしたので、「同じ試験なのか?」と思うくらいの違いを感じました。

教室別合格率が異なる背景には、欠席率とともに本気で合格を目指している受験生の率が異なるのではないかと思うくらいの違いを感じたのです。

まとめ

2019年に向けての準備は上述の通りです。

脳出血の既往があるだけに、高次脳機能の維持向上に努めなければならないので、その意味で社会保険労務士試験の受験そのものが、私にとっては大きなメリットがあるのではないかと思っています。

2019年は頑張りますとは言えないのですが、本試験を受験できる準備だけは完璧にしたいと思います。