このブログは、49歳で脳卒中(脳出血)を発症した私が、生活で感じたことを書いている雑記ブログです。
お世話になります。パソコンに不慣れで中高齢な私です。
キャンピングカー車内で車中仮眠泊をする際に心配なのが、『一酸化炭素中毒(CO中毒)』。
色や臭いがなくて毒性が強い一酸化炭素(CO)。
就寝中に一酸化炭素(CO)中毒になると、気づかないま命に関わる事態になることは必至です。
「冬場のキャンピングカー車内では、一晩中FFヒーターを稼働させるから、万が一を考えると心配」
「色や臭いがない一酸化炭素(CO)を発見するには、警報器が必須だし!」
キャンピングカー用として、外国製の安価な警報器を購入していましたが、調子が悪くて処分してしまいました。
そこで今回、値段的には少々お高いものの、国内メーカーの警報器を購入したのです。
早速、キャンピングカー車内に設置し、使用を開始しています。
購入したのは新コスモス電機株式会社の『住宅用火災(煙式)・CO警報器SC-285E』
新コスモス電機株式会社は、警報装置の老舗メーカーでした!
数多い口コミなどによると…
業界トップクラスのガス警報器製造メーカー…
業界トップクラスの製造メーカーとは、私知りませんでした。
ホームページを拝見してみると、家庭用警報器から業界用のガス探知機など、多くの測定機器が販売されていることが分かります。
なので、安心感という点では、大きなメリットがありますね!
新コスモス電機株式会社『住宅用火災(煙式)・CO警報器SC-285E』をAmazonで購入
インターネットで『住宅用火災(煙式)・CO警報器SC-285E』を検索してみると、意外に値段が高いのです。
1万円を超える販売価格が多い中、Amazonプライムで1万円に満たない価格を確認。
相場的には、1万円を超えるあたりの販売価格が多い気がしました。
また、購入後は、翌日には配達されるというAmazonのスピード感にも驚きます。
▼国産だけに日本語表示が嬉しいですね。
▼当然に取扱説明書も日本語表示。以前購入した安価な海外製品は日本語ではなかったので、正しい使い方すら不明な状況でした。
▼梱包されている全品です。全体にクオリティが高いことが分かります。
▼専用のバッテリー。電池も国産メーカーです。
▼家庭用の警報器ですから、取付用のビスが用意されています。
▼裏側です。蓋の開け方が分かりやすく明示されていますので、簡単に開けられます。
▼合格証票!
▼形式認証証票!消防法で定める住宅用防災警報器として設置可能です。
▼使用開始から5年後の年月を記載するようです。
▼1年以内に使用開始する製品と明示されています。
▼裏蓋を開けて電池を接続し取付。簡単にできました。
▼準備完了しましたので、キャンピングカーに積み込むことに…しっかりとした質感です。
▼日本語表示の取扱説明書は詳細な記載があり、とても重宝します。
火災(煙式)と一酸化炭素(CO)の両方を監視できる警報器
実は、ホームセンターで警報器を見てきたのですが…
・火災警報器は販売されているものの、一酸化炭素(CO)警報器は販売してない
・火災警報器は、2,000〜4,000円程度で販売
こういう状況だったので、インターネットで検索。
火災警報器に一酸化炭素(CO)警報器がプラスされて1万円に満たない価格であれば、決して高すぎはしないとも考えたのでした。
二種類の警報対象があることは、心強いものですね。
一酸化炭素(CO)中毒の恐ろしさ…
色や臭いが無く、毒性が強いガスが一酸化炭素(CO)!
一酸化炭素(CO)は、毒性が強いので、少し吸い込んだだけでも、症状が出たり死に至る危険性があるようです。
LPガス安全委員会のホームページを拝見しますと…
一酸化炭素(CO)は、きわめて強い毒性をもっており、その毒性は空気とほぼ同じ比重で、無色・無臭のためほとんど存在に気がつきません。わずかでも吸い込むと中毒を起こし、死につながります。
本当に怖い一酸化炭素(CO)だと思います。
厄介なのは、無色・無臭で人が気がつかないという点…
都市ガスやプロパンガスには、臭いがつけられてますので、ガス漏れが発生すると、直ぐに気がつくのですが、これが期待できないのですね。
なので、警報器に頼らざるを得ないということになります。
具体的な中毒症状は…
一酸化炭素(CO)の中毒症状を濃度別に表示してみますと…
ppm | 呼吸時間および症状 | 警報機能(SC-285E) |
200ppm | 2〜3時間以内に軽い頭痛 | ・300ppmの一酸化炭素(CO)に対し5分以内に注意報→発報音なし、黄色ランプ点灯 |
400ppm | 1〜2時間で前頭痛
2.5〜3.5時間で後頭痛 |
・300ppmの一酸化炭素(CO)に対し10分以内に警報→発報音あり、黄色ランプ点灯
・550ppmの一酸化炭素(CO)に対し5分以内に警報→発報音あり、黄色ランプ点灯 |
800ppm | 45分で頭痛、めまい、吐き気
2時間で失神 |
|
1600 ppm | 20分で頭痛、めまい
2時間で致死 |
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3200ppm | 5〜10分で頭痛、めまい
30分で致死 |
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6400ppm | 1〜2分で頭痛、めまい
10〜15分で致死 |
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12800ppm | 1〜3分で死亡 |
一酸化炭素(CO)の濃度と暴露時間(さらされる時間)によって症状が変わっていることが分かります。
また、警報装置の作動条件との対比では、症状が軽傷で短時間のうちに注意報や警報を発報する性能を有していることも分かりますので、一酸化炭素(CO)に対する安全策としては、有効なことが判明。
安心感ってこんなところから享受できるものですね!
試しにキャンピングカーのマフラー付近で排気ガスを当ててみたら…
取扱説明書ベースで、警報器の性能を理解することができましたので、試しに車の排気ガスで動作するか…
・車のマフラーから50センチ程度離したところに置いてみた
・エンジンはアイドリング状態
この条件で試してみたところ…
・開始から5秒程度で、注意報が発報(発報音なし、黄色ランプ点灯)
・上記発報から15秒程度で、警報が発報(発報音あり、黄色ランプ点灯)
意外に早く反応することが分かりました。
発報音が鳴ると、相当に大きな音がしますので、集合住宅の駐車場で試していた私は、大変に恥ずかしい思いをしました(通りかかる人がガン見してきました)。
なので、お試しは人気のないところでされるのがいいかと思います。
▶︎「でなおし」ブログのキャンピングカーまとめ記事もご覧ください!
まとめ
キャンピングカーのFFヒーターの構造上は、室内で一酸化炭素(CO)中毒になる可能性は皆無と考えるのですが、万が一という気持ちから購入を決定した次第です。
火災警報器と一酸化炭素(CO)警報器の二つの探知能力があるこの機種は、決してお安いものではありませんが、安心感という有益な効果もありますので、オススメなのかもしれません。
家庭用として購入されるのであれば、間違いのない製品だと確信いたします。
ブログ運営者:でなおし
私は、九州北部在住の地元企業に勤める50代会社員です。 50歳で早期退職する予定でしたが、退職届を提出する直前に脳出血を発症。退職は取りやめになり、1年間休職のあと復職し、現在に至ります。 ブログ運用は、2014年から開始。 2020年3月には650記事に到達。カテゴリーを別ブログ(特化ブログ)として立ち上げ、4つのブログを運用しています。 当ブログは、自動車、グルメ、ライフなどを投稿している雑記ブログ。 2019年7月、キャンピングカー(トイファクトリーアルコーバ:ハイエース)を購入し、妻と二人でキャンピングカーの旅を楽しんでます。 以下は、運営している4つのブログです。 でなおし:当ブログです。2014年に開始した雑記ブログ。
カヤの車めぐり旅:キャンピングカーの旅、車グッズに特化したブログです。
カヤの脳出血からの復帰:49歳で発症した脳出血やライフに特化したブログです。
カヤの夫婦グルメ旅:グルメに特化したブログです。 |
ブログ楽しく拝見させていただいています。
アルコーバ、納車からとても楽しまれていらっしゃるようで何よりです。
購入時は同じタイプのキャンカーでも、乗ってくるとオーナーさんによってそれぞれ違ってくるのが面白いなと思います。
車内で火気を使う場合はCO警報器は必須だと思います。
私はキャンカー購入前からキャンプはちょくちょく行くのでCO警報器は持っていますが、中国製の安価はタイプは警報しない訳ではなく、ほんの微量でも検出したら警報が鳴るようで、「うるさい」とのコメントが多いです。
私は使用しているのはDODの警報器ですが、これは数値も出るので結構便利です。
警報が鳴る前に、数値が上がってきたなと思ったら自分で対処できます。
いろんなタイプありますが、多少高くてもこういうのは日本製が一番安心ですね。
デイライトを取り付けられていらっしゃいますが、最近、トイファミリーさんに人気なのが「IPF フォグランプ LEDバルブ 2色切替」です。
私はヘッドライトのバルブをIPFに交換したのですが、フォグもこれに交換しようと思っています。
ハイエースの純正とは全然違ってかなり明るく見やすくなるので、おすすめですよ。
こっちゃん様 お世話になっております。 私のアルコーバは納車から5ヶ月目に突入するタイミングとなります。 当初は車内レイアウトなどどうしたら良いのかと苦労したのですが、最近になって、落ち着いて来たような気がいたします。 時間の経過とともに工夫もしますが、何より私と家族が慣れてきたことも大きな要因かもしれません。 シンクで使用する水など大切に使いますので、自然にエコ感覚も身についたような気もするところです。 さて、CO警報器ですが、ホームセンターでは販売してなかったことに驚きました。 実店舗では出回らない商品かなとも思います。 確かに以前使用していた海外製の廉価品は、一晩に数回大音量で鳴るものですから、安眠の妨げになっておりました。 こっちゃん様ご指摘のとおり、過敏すぎるほどになってしまうということでしょうね。 今回購入した国産品は、夜中でもなることはありません。 一方、排気ガスなどは敏感に反応しますので、安心感はあるところです。 CO中毒は命に関わる事態もありますから、今後も気をつけようと思っております。 デイライトについては、別投稿で使用感を掲載いたしますが、確かに違いを感じるところです。 科学的な根拠はありませんが、私自身が体感する効果みたいなものがある点と、ないよりはあった方がいいかもという点で納得感はあります。 本当のところどうなのか…不明なこともありますが。 なお、ヘッドライトについては、トイさんの商品は知りませんでした。 夜間走行も意外に多いので、明るさは大きな要素ですから、今後検討してみたいと思います。 いつも貴重な情報ありがとうございます。 今後とも、よろしくお願い申し上げます。
リプライありがとうございます。
ヘッドライトについてはトイのオリジナル品はありませんよ。
他のトイファミリーさんの間で人気があるのはIPFです。
うちは田舎の方なので、夜間は真っ暗になるところも多々あります。
そういう道を走ると、標準のライトではかなり見づらいんですよね。
人や動物が飛び出してくると、ちょっと対処できるかなと不安でしたが、IPFに換えてからはかなり左右も広範囲でよく見えるようになりました。
キャンカーだとそういう道を走る事も往々にしてあると思うので、結構お勧めします。
ちなみに「トイファミリー」というのは、トイファクトリーのキャンピングカーのオーナーさんの事ですよ。
こっちゃん様 お世話になっております。 ご指摘ありがとうござました。 ヘッドライトの件も承知いたしました。 夜間走行が意外に多いので、明るさは大切と痛感しているところでしたので、参考になりました。 左右が広範囲というのは助かりますね。 暗い山あいを走行していると、いつ、動物が出てくるのかと心配なこともありました。 スピードを落とし気味に走りますが、広範囲に明るい事は何よりメリットがありますね。 視力の低下など、加齢と共に増加するリスクに対応していきたいと考えています。 なお、一時期は、暗視鏡的なドライブカメラの検討のしたのですが、価格がものすごく高かったことを覚えています。 技術の進展にも期待したいところです。 いつも貴重なご教示ありがとうござます。 今後ともよろしくお願い申し上げます。