このブログは、2015年に49歳で脳卒中(脳出血)を発症した私が、生活で感じたことを書いている雑記ブログです。

 


 

お世話になります。パソコンに不慣れで中高齢な私です。

 

2015年8月脳卒中(脳出血:左被殻出血)を発症した私なのですが…

 

2020年11月現在、発症から5年4ヶ月経過しましたが、再発を抑えることができています。

 

「ガイドラインで示されている再発予防は…確かに大切な気がする!」

「薬・血圧管理・減塩・運動…再発予防を続けると、5年以上は再発なかった!」

 

初発よりも障害の程度が進んでしまうと指摘されている再発は、何としても防ぎたいもの。

 

なので、私にとっては、最大の取り組みが、再発予防なのです(再発すると、仕事や車の運転が難しくなりますし…)。

 

では、どのような再発予防に取り組むといいのか…

 

科学的根拠(エビデンス)に基づいた再発予防に取り組んでも、完全に予防できるものではないという理解をした上で、自分の病状と生活や仕事を考慮しながら考えてみました。

 

個人ごとに再発予防は異なる可能性はありますが、大きな点では、違いはないと思います。

 

 




 

脳卒中(脳出血)再発予防に大切なこと

血圧の薬(降圧剤)の服用が最も大切!

脳梗塞と脳出血で少し違いはあるかもしれませんが、再発予防で最も大切なことは、血圧の薬(降圧剤)の服用

 

・高血圧は、脳卒中(脳梗塞・脳出血)の最大の危険因子

 

多くの医療機関や医師が指摘していることで、科学的根拠(エビデンス)に基づいています。

 

それでは、目標とする血圧値(降圧値)は、いくらなのか。

 

高血圧治療ガイドライン2019によると…

 

75歳未満の成人、脳血管障害患者(私のように脳出血を発症している人)

→収縮期血圧125以下、拡張期血圧75以下

75歳以上の高齢者、脳血管障害患者(私のように脳出血を発症している人)

→収縮期血圧135以下、拡張期血圧85以下

 

これらの値は、家庭血圧値ですが、全体にかなり低い血圧の値ということがわかります。

 

私が脳出血を発症する直前の血圧値は、上述の値よりも高かったので、ガイドライン2019で指摘されていることが、とても理解できます。

 

なお、高血圧治療ガイドライン2019によると、病院で測定する血圧と家庭で測定する血圧については、家庭で測定する家庭血圧を中心に管理するメリットが指摘。

 

なので、家庭での血圧測定が大切だということですね!

 

さて、これらを踏まえると、脳卒中を発症した大部分の患者さんは…

 

・血圧の薬(降圧剤)を服用し、血圧を下げること

 

主治医から説明を受けていると思いますが、再発予防に最も大切なことだと痛感するところです。

 

それでは、以下に血圧の薬(降圧剤)の服用について、私のケースを振り返ります。

 

脳出血発症直後からSCU(脳卒中集中治療室)で服用した血圧の薬

脳出血発症直後、救急車で循環器病専門の病院に搬送。

 

院内のSCU(脳卒中集中治療室)で治療が開始されました。

 

・発症から数日間は、点滴による降圧剤

・血圧の値は、収縮期血圧130以下、拡張期血圧85以下

 

急性期治療にしては、意外に低い血圧値で管理されていました。

 

その後、点滴による降圧剤が終わると、自力で薬を服用開始。

 

・セパミットーR細粒2%(0.5g)細粒1袋

 

これを、朝食と夕食の後に服用することになり、目標の血圧値は同様の値を継続。

 

なお、このときの思い出として、この薬は粉末なので、服用後の効き始めまでの時間が短い利点があるものの、錠剤に比べると、飲みやすさの点で少し劣るタイプですね。

 

粉末なのでクシャミをしそうになり、慌てて飲み込んだことが何度かありましたが、SCU(脳卒中集中治療室)に入院していますので、問題はありませんでした。

 

リハビリ病院(回復期病院)で服用した血圧の薬

救急車で運ばれた急性期病院を退院した私は、リハビリ病院に転院。

 

本格的なリハビリの開始です!

 

転院後の最初の数日は、急性期病院で処方された血圧の薬が残っていたので、これを服用。

 

・セパミットーR細粒2%(0.5g)

 

その後服用した血圧の薬は…

 

・ニフェジピンL錠20mg(アダラートL錠20mgと同じですね)

 

朝食と夕食後に、それぞれ1錠服用したのです。

 

なお、目標血圧は…

 

・収縮期血圧130以下、拡張期血圧85以下

 

だったのですが、血圧測定の回数を増やしていくと、早朝血圧が意外に高く、驚くことがあったのです。

 

『収縮期血圧が150を越えた!』

 

理由の一つに、血圧の薬の服用時間が関係していたのです。

 

前日夜の服用時間が夕食後なので、早朝の時間帯は、服用から12時間程度経過していますので、薬の効き目が弱くなっている時間帯。

 

なので、高血圧が原因で脳出血を発症している私は、収縮期血圧が150を越えることには不安があったので、主治医に相談したのです。

 

リハビリ病院(回復期病院)で服用する薬を一部変更!

主治医に、早朝血圧が高いことに不安があること伝えると…

 

・ロサルタンカリウム錠50mg(ニューロタン錠50mg)を追加

 

相談当日から上乗せの薬を服用すると、翌日からの早朝血圧値が、収縮期血圧が110〜130の間で上下することになったので、安堵したのです。

 

『こんなことだと、早くから上乗せの薬を処方していたらよかったのに…』

 

こんな思いもよぎりましたが、主治医によると…

 

・減塩、運動量の増加により、自然的に血圧が下がることに期待していた

・患者の不安感もあるので、まずは上乗せの血圧の薬で血圧を下げる

・今後、減塩と運動量の増加で血圧低下が実現されると、減薬を始めたい

 

なるほど、わかりやすい説明で、心底納得した次第です。

 

この時点から、ニフェジピン(アダラート)とロサンタンカリウム(ニューロタン)の2剤併用が、現在まで継続。

 

安定して血圧の管理が実現できました。

 

減塩に取り組むこと

・減塩1グラムで収縮期血圧が1〜1.2mmHg下がる

 

一般的に指摘されていることなので、主治医やかかりつけ医からお話があっているかもですが。

 

日本の成人男性は、1日あたり10グラム以上の塩分を摂取していると言われているので、目標とする塩分摂取量6グラム以下に抑えると、収縮期血圧が4mmHg以上さがることに。

 

減塩のメリットは、ほかにも多くありますので、努力してみる価値は十分にありますね!

 

さて、私が入院していた当時のこと。

 

・1日塩分摂取量は、6グラム以下

・1日摂取カロリーは、2,100kcal

 

発症前の生活からすると、ガラリと変わってしまいましたが、それ以降は、ずっとこのイメージを継続。

 

もともと、家庭料理は減塩でしたが、私は、ご飯をあまり食べずにおかずを食べていたこともあり。

 

これが、摂取塩分量の増加につながったようで、これは反省点の一つです。

 

お米を食べる習慣に…

そういうことから、入院後はご飯をしっかりと食べるようにしました。

 

すると、おかずはそれほど多くなくても構わなくなり、次の食事までお腹の減りは軽く!

 

お米自体に塩分はほとんどないですから、減塩にはいいと思います。

 

運動をすること

運動による血圧低下の期待

ウォーキングなどの有酸素運動をすると、血圧が低下すると指摘されています。

 

リハビリスタッフさんから聞いた話では…

 

・毎日20〜30分程度の軽めのウォーキング

・収縮期血圧は、10〜15mmHg低下

 

減塩と有酸素運動の取り組みで、収縮期血圧の合計の血圧低下値15〜20mmHg

 

血圧の薬(降圧剤)のほかに、これほど低下するとは嬉しい限りです!

 

そのほか再発予防につながること

血圧測定を生活習慣にすること

慣れるまでのことですが…

 

血圧測定を頻繁に行うと、自分の血圧値がわかるようになります。

 

『少し後ろ頭が熱いから…高めの血圧だな〜』

『仕事中緊張したから、高いぞ〜』

 

自覚(体感)する症状から、ザックリな血圧値がわかりますから、急激な血圧上昇を防ぐことも期待できるのです。

 

私のように、一時的な高血圧が直接の原因となった脳出血を防ぐ一助になるかもしれません。

 

なので、朝夕の血圧測定以外でも、気になったときに測定するメリットはあります。

 

手首式血圧計と上腕式血圧計の比較

気軽に測定できる手首式血圧計を購入したこと。

 

脳出血再発予防をする上で、自分の血圧を把握できる点でよかったと思います。

 

ただ、上腕式に比べ、若干の誤差はあるとも指摘されてはいますが、いつでも測定できる点は大きなメリットだと思います。

 

少し高め(上腕式に比べ10〜15mmHg高い気がします)に表示する気がするので、逆に考えると安全サイドに立った手首式血圧計なのかな…とも。

 

なので、手首式血圧計で、収縮期血圧が130以下だと安心かなと。

 

今後のいろんなシーンで測定してきたいと思います。

 

水分管理をすること

意外に意識してない水分管理。

 

食事以外で摂取する水分は…

 

・1日1.5〜2リットルの水分を摂取

 

このように指導されています。

 

回復期病院の食堂には、いろいろな種類の飲み物が用意されていますので、好みに合わせて水分を摂取してほしいという病院の配慮が感じられます。

 

ただ、1日どれだけ水分を摂取したか飲用量の把握が意外と面倒なので、ペットボトルで水分補給すると意識しなくても把握できるので良いかと。

 

夕食時に納豆を食べること

最近の健康ブームで人気な食材が、納豆

 

・ナットウキナーゼが、血栓を溶かして、心筋梗塞や脳梗塞を予防する

 

血液サラサラのお薬を服用されている方は、かかりつけ医に相談する必要があると言われる納豆。

 

それだけに、血栓を溶かす作用があるのだと痛感します。

 

就寝中は、血圧が低下していますので、この時間帯の高速を防ぐ目的で、夕食時に納豆を食べている私でした(血栓を溶かす作用時間は、納豆を食べてから10時間程度継続)。

 

 

▶︎「でなおし」ブログの健康・医療まとめ記事もご覧ください!

 

 

 

 

まとめ

私の再発予防についてまとめてみました!

 

個別には、患者ごとの持病など考慮する必要がありますので、自分なりに考えたことを、主治医やかかりつけ医に相談してみることをオススメいたします。

 

再発予防に向けて、頑張っていきましょう!