このブログは、49歳で脳卒中(脳出血)を発症した私が、生活で感じたことを書いている雑記ブログです。

 


 

お世話になります。パソコンに不慣れで中高齢な私です。

 

脳卒中(脳梗塞・脳出血)を発症した後の自動車の運転…

 

「自動車の運転を再開するためにはどのような手続きが必要?」

「運転が再開できなければ仕事やプライベートで大きな支障がでるから困る!」

 

私のように脳卒中(私脳出血)を発症した人は、そのままでは自動車の運転は再開できませんので、医師の診断や都道府県公安委員会所定の手続きなどが必要になります。

 

今回、大規模病院の脳神経外科を受診した際に、自動車運転免許更新に必要な診断書記載のお願いをしてみました。

 

本当に面倒な手続きなのですが、脳卒中(私の場合脳出血)を原因として交通事故が発生すると社会的にも影響がありますので、これは必須と理解しています。

 

▼公安委員会所定の診断書。この診断書に主治医の意見を記載してもらいます。※脳卒中用の様式です。

 

 




 

 

脳卒中(脳出血・脳梗塞)を発症した人が自動車運転免許更新に必要な手続き(私の場合)

自動車運転免許の更新手続きの全体イメージですが、ザクっと整理すると…

 

①警察本部運転免許管理課から、次回運転免許更新までに医師の診断書を提出する旨の文書と診断書が自宅へ送付されるので受領する。

 

②送付された診断書を主治医に提出する。

 

③主治医から診断書を受領し警察本部運転免許管理課へ送付する。

 

④自動車運転免許試験場で運転免許の更新をする。

 

このような流れになります。

 

ただ、私の場合、自動車運転免許更新して間もない頃に脳出血を発症しましたので、リハビリ病院を退院した当時に「運転再開の面談」を自動車の運転免許試験場で済ませています

 

そのような関係で、県警本部運転免許管理課は私の発症を把握しているので、運転免許更新前に診断書の提出依頼が自宅へ到着することになります。

 

つまり、発症タイミングによって運転再開や運転免許更新の手続きの流れが変わりますので、個別に確認が必要になります。

 

この点は、県警察本部運転免許管理課にお問い合わせ下さい。

 

病院や警察など関係者へ事前に相談

さて、私の場合上述の流れになりますが、実際に手続きを進めるとなれば、事前に担当者とやりとりしておいた方が安心と考える中高齢な私です。

 

なので、三年近く前から自動車の運転免許更新に関する動き(対応)をしてきたことになります。

以下の流れは自動車運転免許更新期限の1年6ヶ月前からの動きになります。

 

警察本部運転免許管理課の担当部署へ電話で事前相談

上述の①に記載していますが、警察本部運転免許管理課から送付された郵送物には問い合わせ窓口の記載があります。

 

早速、問い合わせ窓口に電話をしてみました。

 

私 「自動車運転免許更新は1年以上先のことなのですが、全体の流れを教えてください(住所氏名生年月日を確認されました)」

担当官「あなたの場合、退院後に運転再開の面談を受けているので、運転免許の有効期限までは有効です」

 

私 「はい。それは理解しています」

担当官「有効期限までに更新手続きをする必要があるのですが、運転免許試験場で免許更新手続きをする前に、事前に医師の診断書を県警本部運転免許管理課へ提出していただく必要があります」

 

私 「その診断書は当初送付されたものですね」

担当官「その通りです。」

 

私 「では、いつ頃送付すればいいでしょうか。実は運転免許更新期限の9ヶ月前に、たまたま脳神経外科の検診があるのです。したがって、その時に医師に診断書を記載してもらおうかと考えていますが…」

担当官「あまりに早い診断書の提出は如何なものかとも思いますので、診断書提出期限の1〜2ヶ月程度前の期間に記載された診断書を送付いただけますか」

 

私 「わかりました。ではスムーズに診断書が取得できるよう病院と調整してみます」

担当官「他に何か不明点はありますか?」

 

私 「…え〜、仮に、診断書の記載内容が私にとって厳しいものだった場合、診断書を警察本部運転免許管理課へ提出した後の検討で更新不可という結論に至ることはありますか? 自動車の運転ができないとなれば仕事や生活で困るものですから…」

担当官「診断書の記載内容によっては運転免許更新ができない可能性はありますが、更新不可の結果を出す前に、本人から意見を聴く場を設定しますので、その中で反論していただくことになろうかと思います」

 

私 「イメージはつかめました。ただ、医師が運転免許更新に問題ないという記載内容があったとしても県警で更新不可という結論を出すことはありますか?」

担当官「その可能性はゼロではありませんが、基本的には医師の判断を尊重する考え方がありますので、そのケースは考えにくいと思います。余程の理由があれば別でしょうが…あまりないかと思います」

 

私 「よく分かりました。時間的に余裕をもって進めたいと思います。ありがとうございました」

担当官「不明点はいつでもお問い合わせください」

 

とても親切で分かりやすい説明の担当官でした。

 

私の発症履歴などのデータは、警察が把握していますので電話での問い合わせでも具体的なアドバイスをいただけます(脳出血発症後に運転再開の面談を受けているので警察は私のデータを持っています)。

 

気軽に問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。

 

リハビリテーション病院に事前相談

さて、実際に診断書を取得するためには、どの病院に依頼すると良いのか…

 

少々悩んだのでした。

 

脳出血発症の際に最初に治療を受けた大規模病院(急性期病院)の脳神経外科

 

または、大規模病院の脳神経外科から紹介され転院したリハビリ病院(回復期病院)

 

いずれか私には不明でしたので、リハビリ病院に電話で問い合わせしてみました。

 

すると、リハビリ病院が保持している私の診療データは3年以上前のものなので、今後診断書を記載するためには、改めて診察をし直す必要があるとのことでした。

他にもアドバイスをいただき、最終的には大規模病院の脳神経外科の主治医に相談し、その結果、リハビリ病院で診断書を記載したほうがいいという結論になった場合、リハビリ病院で診察し診断書を記載することになったのです。

 

運転免許の更新期限9ヶ月前に大規模病院の脳神経外科の検診がありますので、その時に主治医に相談してみようということになりました。

 

大規模病院の脳神経外科主治医に相談

先日、大規模病院の脳神経外科で検診(定期的な脳のMRI検査など)を受けましたので、その際に主治医に運転免許更新に関わる診断書の記載を相談してみました。

 

すると、MRI検査結果ほか検診の結果を踏まえ、余裕を持って更新期限の4ヶ月前に診断書の記載を依頼してほしい」ということになったのです。

 

なお、診断書の記載はリハビリ病院ではなく、大規模病院の脳神経外科で記載していただくことになりました。

 

やはり、現在私がリハビリ病院に通院してないものですから、最新の診断情報を持っている大規模病院の脳神経外科で診断書を記載する方が良いだろうという考えだったようです。

 

主治医は快諾してくれましたので、意外にスムーズに話が進みました。

 

▼症候性てんかんの既往など脳に関する項目がズラリと並ぶ診断書です。

 

 

▶︎「でなおし」ブログの健康・医療まとめ記事もご覧ください!

 

 

 

 

まとめ

脳出血や脳梗塞など脳卒中を発症すると、自動車運転の再開手続きや運転免許更新に関する諸手続きが必要となります。

大切な手続きなので、時間的余裕を持って関係者へ確認をすることが大切な気がしました。

 

なお、都道府県によっては、手続きに違いがあるかもしれませんので、具体的には各県警本部の運転免許管理課へ確認する必要があります

 

運転免許更新期限はあらかじめ決まってますので、早めの準備が大切なのかもしれません。

 

ブログ運営者:でなおし

私は、九州北部在住の地元企業に勤める50代会社員です。

50歳で早期退職する予定でしたが、退職届を提出する直前に脳出血を発症。退職は取りやめになり、1年間休職のあと復職し、現在に至ります。

ブログ運用は、2014年から開始。 

2020年3月には650記事に到達。カテゴリーを別ブログ(特化ブログ)として立ち上げ、4つのブログを運用しています。

当ブログは、自動車、グルメ、ライフなどを投稿している雑記ブログ。

2019年7月、キャンピングカー(トイファクトリーアルコーバ:ハイエース)を購入し、妻と二人でキャンピングカーの旅を楽しんでます。

以下は、運営している4つのブログです。

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