お世話になります。パソコンに不慣れで中高齢な私です。

良質な睡眠を確保するため、過去5年間常用してきた入眠剤(私の服用量はマイスリー5mg半錠つまり2.5mgでした)を変更することになりました。

きっかけは、現在4週ごとに通院しているかかりつけ医(私は脳出血の既往があるため主に降圧剤を処方していただくため通院)に入眠剤についてご相談したところ、

「最近のことですが、マイスリー錠が長期使用を避けることという指示があってますので、入眠剤を変更することは良いですね。

あなたが言うベルソムラ錠は新しく作用秩序が今までの入眠剤と異なるので服用してみる価値はあるでしょう。

効かない人もいるのも事実ですが、服用してみないとわからないので今回からベルソムラ錠へ変更してみましょう」

と前向き的?

な説明を受けたのでした。

マイスリー錠を5年間連用してきた私にとって少々残念な気もしたのですが…

厚生労働省からの通達の存在があるらしいので、指示には理解を示した方が良いと私も賛成した次第です。

この5年間マイスリー5mg半錠を連用しましたが、自覚する依存性などの副作用は感じないですし、服用量が増大することもありませんでしたので、個人的にはその指示の意味は理解できてない状況ですが、これは致し方ありませんね。

▼5年間常用してきたマイスリー5mg。私にとっては慣れた入眠剤なのですが、今後は長期処方に向かないということで他の入眠剤へ変更することも良いのではというかかりつけ医のアドバイスにより、最後の服用となってしまった入眠剤です。

なぜ、入眠剤の処方に変更が生じたのか…

厚生労働省の通達

インターネットを検索してみると、引用元:厚生労働省医薬・生活衛生局安全対策課長(平成29年3月21日付)が指示した文書を確認することができます。

「催眠鎮静薬、抗不安薬及び抗てんかん薬の使用上の注意改定の周知について(依頼)」

…(省略)…催眠鎮静薬、抗不安薬、抗てんかん薬等として使用されるベンゾジアゼピン受容体作動薬等の医薬品について、別添のとおり、使用上の注意を改訂するよう指示いたしました。今般の「使用上の注意」の改訂は、主に以下の点について注意喚起を行うことを目的としております。

●承認用量の範囲内においても、連用により薬物依存が生じることがあるので、

①用量及び試用期間に注意し、慎重に投与すること

②催眠鎮静薬又は抗不安薬として使用する場合には、漫然とした継続投与による長期使用を避けること。投与を継続する場合には、治療上の必要性を検討すること。

…(省略)…

と記載されており、医療者でない私がこの文書を読むと、対象薬品を使用することが何だか悪いようなイメージを受けてしまう文書…

この依頼文書により、製薬会社が「使用上の注意」を改訂することとなり、それに従った処方が、かかりつけ医からされるというロジックではないかと思いました(医療者でない私の考えですから事実と異なるかもしれませんのでこの点はご了承ください)。

具体的な変更内容

今回の文書で多数の対象薬品が明示されていますが、私が5年間服用してきたマイスリー錠に焦点をあて検討してみると、別紙14によれば、

【医薬品名】ゾルピデム酒石酸塩

【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。

[重要な基本的注意]の項の継続投与に関する記載を

連用により薬物依存を生じることがあるので、漫然とした継続投与による長期使用を避けること本剤の投与を継続する場合には、治療上の必要性を十分に検討すること。」

と改め、[副作用]の「重大な副作用」の項の依存性、離脱症状に関する記載を

「依存性、離脱症状:

連用により薬物依存を生じることがあるので、観察を十分に行い、用量及び使用期間に注意し慎重に投与すること。また、連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により、反跳性不眠、いらいら感等離脱症状があらわれることがあるので、投与を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行うこと。」

と改める。

と記載されています。

上記の下線部が今回の指示部分ですが、パッと見た感じで受けるキーワードとしては、漫然と、長期使用、治療上の必要性を十分に検討、用量及び使用期間に注意すること、等が目につく文書です。

5年間問題なく服用してきた私にとっては、そのような注意点が存在していたとは知らぬとはいえ気持ちの良いものではないですね。

そのような根拠からマイスリー5mgからベルソムラ20mgへ変更になりました。

新たに服用することになったベルソムラ20mg

▼初めて見るベルソムラ20mg。一見するとアルミホイルのようなパッケージに入っていて新薬というイメージがします。丸く膨らんだ部分などはUFOをイメージさせる形状です。

▼裏面には20mgとの表示が大きく明示されています。

▼ベルソムラ20mgをパッケージから押し出すと、「デカ!」という第一印象です。今まで服用してきたマイスリー5mgと比べると大人と子供の違いがあるような気もします。いやー本当に大きいというイメージです。

▼手のひらに乗せたベルソムラ20mg。錠剤の上部から見た大きさに驚いていたのですが、錠剤を横から見てもその厚さに驚きます。それほど大きな錠剤です。

▼今まで服用していたマイスリー5mgのパッケージにベルソムラ20mgを置いてみると、その大きさの違いに驚きます。厚さといい大きさといい…別物ですね。

どのような特徴の入眠剤なのか…

さて、ベルソムラ20mgはどのような特徴をもっている入眠剤なのか…

インターネットを検索してみると、

ベルソムラは、オレキシン受容体拮抗薬に分類される新しい睡眠薬。覚醒に重要なオレキシンの働きをブロクして睡眠状態を促す。オレキシン受容体拮抗薬は、ベルソムラの一種類。

中途覚醒や早朝覚醒に有効。自然な睡眠を促す。入眠障害にも効果。依存性が少ない。せん妄をおこしにくい等々。

一方、デメリットとしては、全体にマイルドな薬のため効果不十分の可能性。眠気が残ることがある。夢が増える等々。

情報から得るイメージとしては、副作用などデメリットが少ない新しい薬という印象を受けますので、長期服用しても安心できるような気がします。

インターネットを検索すると大量のデータが確認できますので、調べて見るのは有効だと思います。

ただ、インターネットの知識のみ鵜呑みにするのではなく、その知識を安全で確実なものにするため、私の場合、かかりつけ医へ相談することは大切だと思います。

情報の収集とかかりつけ医への質問(相談)は大切ではないでしょうか。

私の服用量

私がかかりつけ医から処方されているベルソムラ20mgですが、服用量については、現在のところ10mg(ベルソムラ20mgを半錠化し服用)を服用しています。

半錠化した場合の保管方法ですが、光と湿気を避けるため、遮光性の小さな袋(目薬を入れる遮光性のビニール袋)に錠剤を入れ、それを鉄製の間の中に保管しています。

こうすることで、光の影響を防ぐことができますし、湿気についても一定の効果があるのではないかと考えてます。

マイスリー5mgには、錠剤に割り線がありましたので、割って服用することが認められていたと考えますが、ベルソムラ20mgには割り線がありませんので、半錠化することは禁じられていることが理解できます。

この点は十分ご注意ください。

ただ、私の場合、ベルソムラ20mgを服用すると、翌日への持ち越しが強く仕事に影響が出る可能性があるので、あえて半分の10mgを服用することにしています(かかりつけ医から半錠化することにつき了解いただいてます)。

錠剤の断面を確認すると、錠剤の表面部分に薄い膜の存在があるような気もしますので、いわゆるコーテングなるものが薬の作用に必要なものではないかと想像できますので、半錠化した場合の影響が少なからず発生するのかもしれません。

▼調子に乗ってシートから錠剤を出しているとあっという間に大量のベルソムラになってしまいました(反省です)。

▼キレの良いカッターでパキッと半錠化。これは禁止のようです。つまり割ってはいけないベルソムラ20mgですね。

▼パカっと割れました。よく見るとベルソムラ20mgの表面近くにはコーテングのような施行がされていることが分かりました。

▼少しまとまった量のベルソムラ20mgを半錠化し遮光性の点眼液袋に保管。更にこの袋を鉄製のカンカンに入れ完全に光をシャットアウトしています。ただ、湿気については完全に対策ができてませんから不安要素があります。半錠化と保管方法についてご注意ください。

入眠のパターンを作り上げる必要があるのか

ベルソムラ20mgは、服用後1.5時間程度経過すると最高血中濃度を記録し、10時間程度経過時点で半減期を迎えるとされていますので、翌朝の持ち越しが大きい場合仕事への影響は避けられないことは容易に想像ができます。

この点で、私の場合自己判断によってベルソムラ20mgを半錠化(つまり10mg)したものを服用し、翌朝への持ち越しを予防しています(現在のところ、起床時間は朝6時ですので、前日の夜10時頃ベルソムラ10mg服用しているパターンを継続しています)。

個人毎に生活のパターンが異なりますから、自分にあった服用量と服用方法を見つけ出すことも大切かもしれません。

 

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その他

ベルソムラ20mgを半錠化した10mgの用量で睡眠はとれていますので、暫くはこのパターンで進めてみようかと考えてます。

副作用などデメリットが少ないようなイメージを受ける新しい薬ですので、期待感も大きいのですが、自分なりの服用パターンをかかりつけ医に相談しながら見つけていきたいと考えてます(皆様もぜひかかりつけ医にご相談いただければと思います)。