お世話になります。パソコンに不慣れで中高齢な私です。

キャンピングカーの電源の確保については、交流100Vの外部電源を使用できる環境であればそれを活用すると、電化製品の電源とサブバッテリーの充電が同時に実現できますので、最高の環境が整うことになります。

しかし、この環境はRVパークなどキャンピングカー専用の施設でないと整備されていないことが多いので、道の駅等で車中仮眠泊する場合、それは実現できないことになります。

そこで考えたのは携帯発電機による電源の確保でした。

小型軽量な携帯発電機を稼働させることで、キャンピングカーの電化製品の稼働をサブバッテリー等の電池残量を気にすることなく使用することができます。

また、車中仮眠泊の選択に制限が無くなるなど、メリットが大きいことになります。

一方、携帯発電機はあくまで「発電機」ということで、稼働中の騒音や防水対策、燃料補給、車両への積載、火災爆発等の安全対策、定期的なメインテナンスなど配慮すべき点も多々あります。

今回、キャンピングカー車中仮眠泊を快適に過ごすための最適な電源確保は何かを考えてみました。

キャンピングカーの電源確保の必要性

なるべく日常生活に近いレベルの快適性を追求したい

キャンピングカーを使用しての車中仮眠泊について、日常生活に近いレベルの快適性を追求するかどうかは、個人の考え方によるのではないかと思います。

私の場合、キャンピングカー(バンコン)では、室温・湿度・照度を快適な環境に保つ電化製品とテレビ等のデバイス関連を稼働させたいと考えるタイプ。

なので車中仮眠泊で使用できる電力量は少しでも多い方が良いと思っています。

脳卒中(脳出血)の既往がある私にとって快適な環境は必須

そのように、日常生活に近いレベルの快適性を追求するもう一つの理由に、私には脳卒中(脳出血)の既往歴があるからです。

夏場の暑い中エアコンなしで車中仮眠泊を実行すると、就寝中の大量発汗(扇風機を稼働されると身体にあたる風で水分が失われる)により、血液が濃くなることで血圧の上昇を招き血栓が発生し、脳梗塞や心筋梗塞などの発症を招く可能性があるからです。

したがいまして、そのような脳血管障害などの発症を最大限予防したいと考え、日常生活に近いレベルの快適性を追求したいと考えるようになった次第です。

夏場の車中仮眠泊を快適に実現したい

上述のように、夏場の車中仮眠泊は暑さという大敵のため、クリアしなければならない点が多く存在します。

このため、暑さを避け涼しくコンディションの良い時期のみキャンピングカーによる車中仮眠泊を実施すれば問題はないという考え方もありかなと思います。

しかしそうすることで、夏場(つまり暑い時期)の期間は地球温暖化?を考慮すると、1年間の中で3ヶ月程度以上の期間楽しみがなくなります。

私は、1年の中で3ヶ月程度以上の期間は、意外と長い期間ではないかと考えましたので、この酷暑の期間も楽しみたいという思いから今回の検討に至っています(仮眠泊をしなくてもワンデーキャンピング等の遊び方はありですから工夫によっては楽しみ方も多々あると思います)。

快適な仮眠泊(車中泊)を実現するための電化製品とキャンピングカーの電源設備

エアコン・冷蔵庫・テレビ・照明などの電化製品

私が購入契約したキャンピングカーは、トイファクトリー・アルコーバといういわゆるバンコンタイプになります。

標準装備としては、走行充電サブバッテリー(100A×1)・小型ベンチレーター・冷蔵庫・各種の照明等ありますが、快適な仮眠泊(車中泊)を楽しむためには、それだけでは不足と考えオプション品を多数選択したという経緯がありました。

参考までに私が選択したオプション品(電装関係のみを記載します)としては、大型ベンチレータークールポンプ システム(エアコンのことです)19インチテレビ電子レンジ(700W)等があり、一方、これらの電化製品を稼働させるために、主に電源確保の観点から追加したオプション品としては、トイファクトリーエアロソーラーシステム225W走行充電サブバッテリー(100A×1追加で合計100A×2個のサブバッテリーとなります)正弦波インバーター1,500W等があります。

各電化製品の消費電力等の記載は割愛させていただきますが、現実の運用という点では、真夏の車中仮眠泊でクールポンプ システム(エアコン)を普通に稼働させると、エアコンだけで2〜4時間でサブバッテリーの容量を使い切ってしまう情報に触れたことがあります。

冷蔵庫や照明等も当然に使用することになりますから、サブバッテリーが満充電だとしても、少なくとも2〜4時間程度以内で電化製品は使用不可能ということになることは避けられそうにありません。

そうなると、うだるような暑さの中で朝を迎えなくてはなりませんから、快適な仮眠泊(車中泊)とは到底言えない気がしてなりません。

なので、電源の確保を検討したということです(エアコンや冷蔵庫の温度設定を消費電力が小さくなるよう設定したり、照明器具の使用を控えるなど省エネルギーに徹することで改善する可能性もありますが、かなり厳しいことかもしれません)。

トイファクトリー・アルコーバ(グランデ仕様)のサブバッテリー

私はグランデ仕様を選択していますので、サブバッテリーは標準装備のサブバッテリー(100A×1)にもう一台のサブバッテリー(100A×1)が装備されます。

したがいまして、合計100A×2台のサブバッテリーが装備されることになりますが、バッテリーの特性を考慮した制御装置の稼働により、バッテリー容量の50%程度しか使用できないことがわかっていますので、2台のサブバッテリーの合計容量200Ahの50%程度。

つまり、100Ahが実際に使用できる電力量ということになります。

この容量だと、夏場などの酷暑期に残電力量を気にせず電化製品を使用することが困難なことがわかります。

トイファクトリー・アルコーバのエアロソーラーシステム225W

代表的なサブバッテリーを充電する方法としては、外部電源から交流100Vを接続することで充電する外部電源方式、走行中に余剰電力が生じた場合に充電する走行充電方式、オプションのエアロソーラーシステム(225W)方式等があります。

私は集合住宅に居住している関係で、日常的に交流100Vを接続した外部電源充電をすることはできませんので、残る充電方式は、走行充電とソーラーパネルからの充電ということになります。

ソーラーパネルは225Wの発電能力があるとされていますが、変換効率など考慮すると、実際に発電する能力は10〜20%程度落ちるのではないかと考えてます。

また、太陽光がパネルにあたって発電する時間は天候や季節により大きく左右されますから、ある意味不安定な充電方式になるのではないかと厳しい考えもあります(それだけ厳しいのならばオプションしなければいいのではというご意見を頂くかもしれませんが、無いよりはあった方が良いだろうという考え方が優先しました)。

ここまで総括してみるとわかりますが、充電方法による各種の充電は不安定な要素がありますし、発電した電力を蓄電する能力にも意外に小さな限界があることが判明したのです(これは私感ですので誤りかもしれません)。

そこで、安定した発電能力を持ち、キャンピングカーに実際に使用できる有力な候補して、小型発電機を検討したのです。

購入候補の小型発電機

ホンダ製小型発電機を候補として選択

小型発電機の購入を検討しようとするとき、発電機は動機器と考えれば、爆発火災等の安全対策を十分行った(全ての商品が十分な対策を行っているとは思いますが…念のため)製品を購入したいと思うことは自然なことです。

私の場合、大昔バイクを運転していましたが、その経験からヤマハよりもホンダの方が個人的に好きだったという経緯がありました。

この単純な根拠を元にホンダ製の小型発電機を購入候補の対象メーカーとしてみました。

▼大きさ・定格容量等考慮すると、最も現実的で最適な発電機といえばこのタイプになりそうです。トイファクトリー社に伺ってみたところ、この容量の発電機が望ましいというアドバイスをいただいてますので、これでしょうか…※写真はホンダ社のホームページから引用

▼同じくガソリン発電機で定格容量が小さいタイプになります。小さくて保管には最適なのですが、発電容量が小さいので夏場の暑い時にクールポンプ システム(エアコン)や冷蔵庫を使用するとこの容量では賄いきれないので、サブバッテリーの容量減少スピードを遅くするというメリットのみになりそうです。つまり、サブバッテリーの残容量がなくなってしまった場合(サブバッテリーの定格容量の50%程度まで低下した場合)電化製品の負荷制限を行うなどの対策が必要になりますね。※写真はホンダ社のホームページから引用

▼唯一のガス発電機です。燃料のカセットの脱着や保管方法は最も楽なことは明らかですね。ただ、定格容量が小さいこととや発電コストが高いこと等検討しなければならない点もあります。一長一短です。※写真はホンダ社のホームページから引用

小型発電機の容量を検討

小型発電機の定格容量(小さいものから二つクラス程度までを検討対象としてます。なお、キャンピングカーの積載方法等も考慮しています。)は、900VAと1.6KVA(1,600VA)の二つが対象となります。

私が購入契約しているトイファクトリー・アルコーバの外部電源差込口へ交流100Vを送電(接続)すると、900VA、1.6 KVAともに発電機は稼働し続け、送電(サブバッテリーへの充電)を継続することになります。

通常は発電機の定格容量を考慮した負荷容量を接続しなければ、電化製品が稼働しない(正確には発電機のリレーが停止して発電ができない状況)状況に至ります。

購入予定の発電機の容量は使用予定の定格容量を正確に計算しなければならないのですが…

トイファクトリー・アルコーバの電気的な系統は、外部電源差込口〜サブバッテリー〜エアコン等の電化製品というルートなので、発電機はサブバッテリーを充電することだけが仕事というイメージのようです。

したがいまして、サブバッテリーからエアコン等の電化製品に至る総合的な負荷容量を備えなくとも発電機は稼働しサブバッテリーの充電を継続すると考えられるので、小さい容量の発電機でもとりあえずは問題ないと考えました(実際に検証してないのであくまで想定ベースのお話です)。

そうなると、キャンピングカー(バンコン)へ現実に安全に車載できる発電機の大きさをメインに検討すれば良いという判断に至ったのです。

小型発電機の燃料を検討

次に検討したのは燃料の種類です。

ホンダ社ベースで考えると、小型発電機の燃料には、ガソリンとガスの二種類があることがわかりました。

ガソリンとガスのそれぞれ一長一短がありそうで、燃料の費用面ではガソリンの方が有利ですが、給油・保管・安全管理面を考慮すると、ガス発電機の方が有利な気もします。

総合的に考えると少々燃料費が上がっても取り扱いとメンテナンスの負担が少ないガス式が良いのかなとも考えた次第です。

小型発電機のメンテナンスを検討

メンテナンスについても、ガス式の方が有利なようです。

エンジンオイルやフィルターは、ガソリンとガスともに差はないようですが、燃料供給部分については明らかな差が生じていますね。

ガソリンの場合、使用前に燃料補給をし、使用が終わればガソリンをタンクから抜く手間が必要です。また、ガソリンそのものを保管するタンクが必要で、ガソリン漏れや引火等安全管理面で気を使うことになります。

一方、ガス発電機の燃料は、カセットコンロのガスタンクですから、保管については楽ですし、また、カセットの脱着は通常のカセットコンロと同等レベルです。

さらに、使用が終わった際の燃料を発電機内から抜く作業は、カセットを外した状態でエンジンをスタートさせ、ガスが抜けるとエンジンが止まるという簡単な作業ですむようです。

ただ、本来のメンテナンス…エンジンオイルの交換や補充、エアーフィルターの清掃等はガソリン発電機ガス発電機ともに差は生じないでしょうから、そう考えると、燃料の補給と保管、仕様が終わった後の燃料の抜き取り等それらの点で有利な方を選択していくことになるのではないかと思います。

小型発電機の車両積載方法

車内への積載を検討

トイファクトリーアルコーバの場合、客室内に発電機を積載するスペースはかなり限られています。

もし、積載をするとすれば、トイレルームの端に設置するのが一番良いかもと思います(客室内のテーブルの足元などは置けないので、自ずとトイレルーム内になってしまいます)。

長尺物を積載する常設ベットの下にあるスペースには発電機の収納は厳しい(ガス式発電機は横置きができますので、常設ベットの下のスペースへの保管は可能かと考えます。)ですから、やはりトイレルームですね。

車外への積載を検討

一方、車外へ積載する方法もありますので、発電機の燃料等揮発性ガスによる客室内への影響は考えなくて良いので、安全面では有利と考えます。

ただ、車外に積載するということで、盗難、落下、雨天対策等実施しなければならないので、この点は気を使いますね。

また、車外への積載は、専用のヒッチキャリー等専用の積載装置を取り付けなければならないので、コストや見た目、普段使い等クリアしなければならない点がありますね。

できれば車内へ積載する方法で検討したいとは思うのですが…

▼キャリーを取り付けるとすればDMD社のヒッチキャリーと結論しています。このキャリーの耐荷重は100〜200kgありますので、発電機本体・消音装置・ガソリンタンク等積載することができます。また、仮眠泊(車中泊)でのゴミを車外に設置することが可能となりますので、総合的に考えるとメリットは大きいですね。※写真はDMD社のホームページから引用

 

▶︎「でなおし」ブログのキャンピングカーまとめ記事もご覧ください!

 

まとめ

小型発電機は快適な車中仮眠泊の実現に大きく寄与することは間違いないようです。

ただ、燃料保管や安全配慮面など考慮する点も多いこともありますし、騒音など周囲への影響を考えた場合、使用できないシーンも発生する可能性がありますので、自分のスタイルに合わせた電源確保を今後検討していきたいと思います。

今のところ、ガソリン燃料で1.6KVAの定格容量の「EU16i」が最有力な候補かもしれません。