お世話になります。パソコンに不慣れで中高齢な私です。

私はトイファクトリー・アルコーバのグランデ仕様をオプションしたものの、夏場の仮眠泊(車中泊)にはサブバッテリーだけではクールポンプシステム(エアコン)の十分な稼働は厳しい

最近そのように思うことがありました。

トイファクトリー・アルコーバの納車まで10ヶ月程度の期間があるのですが、この期間内にある程度の方向性を出しておきたいと検討を開始しています。

先日は、ホンダ社製の小型発電機の購入検討をしましたが、今回は騒音や燃料補給、火災爆発等のリスクが小さいリチウムイオン電池を活用したポータブル電源を検討してみたのです。

暑い夏はキャンピングカーによる車中泊は敬遠される傾向なのですが、電源を確保することで、クールポンプシステムの稼働が実現できるのではと考えた次第です。

▼こちらが購入の候補になったSmartTap社(スマートタップ社)PowerArQです。これだけの大容量であれば、キャンピングカーの仮眠泊(車中泊)で使用できるかもしれないと考えた次第です。※スマートタップ 社のホームページから引用

小型発電機は騒音などの配慮点が多い

小型発電機を使用する場合は、発電機稼働中の騒音、雨天対策、火災爆発対策等多くの配慮すべき点が存在します。

発電機稼働中の騒音対策としては、発電機本体に専用の消音ボックスをセットしたり、発電機を稼働する時間帯を深夜など騒音が目立ちにくい時間帯に稼働させたり…

ある程度の対策は可能かと思います。

また、車中仮眠泊の場所を道の駅等を避け、周囲を気にしなくて良い場所を選定するなど、運用面でのリカバリはいくつかあるのも事実なのですが、冒頭に述べた配慮点自体は変わらないことになります。

私の考え方の一つですが、先ずは配慮の点そのものを減少させ、その次に完全に排除出来ない配慮点について運用対策をすることが良いのではと思っています。

したがいまして、小型発電機は排除出来ない配慮点が残ってしまうことになります。

大容量ポータブル電源を検討

そこで考えたのは、リチウムイオン電池を活用したポータブル電源です。

高性能なリチウムイオン電池は最近流行っていますが、これを活用した大容量ポータブル電源に興味を持つようになりました。

調べてみると、SmartTap社(スマートタップ社)が販売しているPowerArQは600Whを超える大容量を誇っていますので、これを仮眠泊(車中泊)に活用できないかと考えた次第です。

▼外観からすると、ポータブル電源という感じがいたしますが、意外に小型なので携帯と移動が楽だと思います。※写真はSmartTap社のホームページから引用

メリット

あくまでキャンピングカー(バンコン)をベースとしてメリットを考えますと、ポータブル電源使用中の騒音が皆無

したがって、周囲を気にする必要はありません。

また、ポータブル電源本体から発生する冷却ファンの回転音と空気流入にともうなう騒音は、客室内でも気にしなくて良いレベルのようです。

さらに、燃料補給や火器取扱上の配慮点は存在しませんので、この点についても高評価ですし、ポータブル電源本体の大きさ重量は発電機と比較して大変扱いやすいものです。

トイファクトリーアルコーバの常設ベッドの下にある収納する場所にポータブル電源を収納することも可能ですから、車内積載については全く問題ありません。

このように考えますと、騒音等周囲への影響、火災爆発等安全配慮が少ない点で、車中仮眠泊をする上ではメリットが多いと考えられます。

ただ、ポータブル電源の定格容量が発電機と比較して小さいことから、キャンピングカー(バンコン)の消費電力の一部を補うことが主目的になり、車載のサブバッテリー残容量の減少スピードを緩やかにすることが限界だと考えてます。

デメリット

ポータブル電源は、リチウムイオン電池を活用していますので、当然に使用前には充電の必要があります。

メーカーサイトを確認すると、空の状態から満充電まで交流100Vで充電した場合、充電に要する時間は7時間と記載されてますので、数日間の連日に及ぶ車中仮眠泊をする際には、1日目に消費したポータブル電源のリチウムイオン電池の充電をどのようにするのか

この点が課題となります。

私が購入契約したトイファクトリーアルコーバは、トヨタハイエースがベース車両。

なので、車内に標準装備されている交流100V100wのコネクタに充電機を接続することにより、旅行中の交流充電は理論上可能になります。

しかしながら、リチウムイオン電池が空の状態から満充電まで7時間を要しますので、旅行中そこまでキャンピングカーを走行して走行充電するのかと言われれば回答に苦しい状況です。

また、リチウムイオン電池の特性上300回サイクル充電を実行すると、リチウムイオン電池の寿命到来(300回のサイクル充電で80%の容量は保持できるようなので実際にはもう少し寿命は伸びる可能性があります)。

リチウムイオン電池の特性を考慮し、なるべく大切に(寿命を延ばしたい)使用したい場合は、リチウムイオン電池の残容量が20〜80%の範囲の中で充放電する必要がありますから、なおのこと、定格容量の内60%しか使わないという運用になります。

※300回のサイクルカウントの考え方ですが、満充電容量に達する充電が1回とカウントしますので、例えば、80%充電状態から20%まで放電した後70%まで充電するとサイクルカウントは0.5回。もう一度同じ放電と充電を行うと合わせてサイクルカウントは1回という考え方です。これは、Apple社がホームページで公開しているサイクルカウントと同じ考え方らしいです。

したがいまして、騒音や排気ガス等安全配慮の点が少ないメリットが多いポータブル電源ですが、逆に細かな配慮をすることがベターなポータブル電源でもあるということが分かります。

最大の候補SmartTap(スマートタップ)社のPowerArQ

仕様

SmartTap(スマートタップ)社のホームページを拝見すると、以下のような仕様が公開されています。

特筆すべきは、商品重量が6kg。小型発電機と比較すると携帯と移動にとても便利なことがわかりました。

▼インターネットで調べてみましたが、現在のところSmartTap社のPowerArQが最も大容量なようでしたので、ポータブル電源を選択する際はこの機種になるかと思います。※写真はSmartTap社のホームページから引用

個人的な使用のシーン

さて、ここまで検討してみると、ポータブル電源のメリットが際立つようになってきました。

ただ、ポータブル電源の定格容量と充放電サイクルのサイクルカウントを考慮した寿命を延ばす使用法を実行しようとすると、どうしても容量不足がネックになることがわかります。

したがいまして、ポータブル電源の複数台稼働による総合計の容量アップを実現したいと考えるようになりました。

夏場など多くの電力を使用する場合、車中仮眠泊ポイントに到着30分前には、ベース車両のトヨタハイエースのリアクーラーを最強稼働し客室内を一気に下げておくこと。

また、到着後は外部充電口(交流100V接続口)にポータブル電源100Vから出力した電力を送電しながら客室内の電化製品を使用するというイメージでしょうか…

ちなみに、標準仕様ではトイファクトリーアルコーバの外部充電口は車外にあります。

なので、改造によって車内からも外部充電可能となるよう施工することで、社外にポータブル電源を仮置きする必要がなくなります(盗難や雨天時の漏水対策等が不要となります。納車後に改造する予定です)。

スマートタップ社へ確認

なお、今回のポータブル電源検討の中で、不明点や注意点のほか新製品の情報等について、間違いがあってはいけませんので、スマートタップ社のご担当者さまへ直接電話で確認してみました(以下その一部です。私:●、ご担当者さま:▲→吹き出しが作成できずご迷惑おかけいたします)。

●ポータブル電源の大容量タイプはPowerArQが最大ですか?

▲はい。現在最大はPowerArQとなっています。

●今後さらなる大容量化等の新商品の予定はありますか?

▲はい。さらに大容量のタイプを商品化する予定です。なお、さらに小さい容量のタイプもニーズがございますので、こちらも商品化する予定です。

●ポータブル電源は、リチウムイオン電池を使用しているので、充放電の考え方はApple社が公開している充放電の考え方(つまりサイクルカウントの考え方)と同じと考えると、寿命を伸ばしたい場合は、定格容量の20〜80%の範囲で充放電をすることが良いですか?

▲その通りです。

●私のキャンピングカーのベース車両はトヨタハイエースですが、標準装備に交流100V100Wの出力ソケットとDC12V120Wのシガーライターがありますが、ポータブル電源を充電する場合、交流100V100Wで充電は可能ですか?

▲理論上は可能です。ただ、実車で検証してませんので、確証はございませんが…

●では、DC12V120Wに120Wのインバーターを接続してポータブル電源を充電しようとする場合、実現できますか?

▲当社推奨は300Wのインバーターです。余裕を持ったインバーターを使用することをお勧めしています。過去において100Wのインバーターを使用された方がインバーター本体が加熱したという事象を伺ったことがあります。是非300Wインバーターをお勧めします。

●オプション品でシガーライターから直接充電できる充電器の商品化は予定していますか?

▲はい。2018年末までには直流から充電できる充電器の販売を予定しています。その際は、ポータブル電源の標準付属品ではなく、オプション品という扱いになる予定です。

●リチウムイオン電池を活用したポータブル電源はとても重宝すると考えますので、今後も新商品の開発をご期待しております。先ずはさらなる大容量のリチウムイオン電池の商品化をお願いいたします。

▲ありがとうございます。今後ともよろしくお願い申し上げます。

以上、SmartTap社とのやり取りでした。

 

▶︎「でなおし」ブログのキャンピングカーまとめ記事もご覧ください!

 

まとめ

キャンピングカー(トイファクトリーアルコーバ)納車前の段階ではありますが、検討を重ねることで見えてくるものがありました。

クールポンプ(エアコン)等の電化製品が充実してくると、それに対応した電源の確保が大切になることも判明しました。

最悪の場合は、エンジンを始動させることで最低限の電化製品の稼働は実現されますが、それは緊急時の対応として保持しておき、日頃はそれに頼らない運用で車中仮眠泊を楽ししみたいと考えてます。

今後も検討を重ねていきたいと思います。