このブログは、49歳で脳卒中(脳出血)を発症した私が、生活で感じたことを書いている雑記ブログです。

 


 

お世話になります。パソコンに不慣れで中高齢な私です。

 

4年以上前のことですが、私は、脳卒中(脳出血・左被殻出血)を発症。

 

その関係で、発症直後から右片麻痺が出現し、ブルンストロームステージⅠという完全弛緩を体験したのでした。

 

その後、半年近いリハビリの後、復職し、現在に至っています。

 

ところで、確か…

 

2019年5月頃だったと思いますが…

 

NHKで放送された『ためしてガッテン』に登場した理学療法士の先生が、『従来は麻痺側のトレーニングが重点だったが、最初に麻痺していない側のトレーニングをすることが大切』と言われていたのです。

 

「リハビリは麻痺側のトレーニングと思っていたけど…いろいろな考え方があるんだ!」

「発症から4年を経過しているけど、麻痺してない側を意識して歩くと、確かに麻痺側の動きに違いがあるみたい!」

 

医療の進展といいますか、アプローチの進展といいますか…

 

新しい考え方が登場しているものだと痛感するところです。

 

そこで、『麻痺してない側のリハビリ』について、考えてみました。

 

 




 

 

NHKの『ためしてガッテン』に出演された千里リハビリテーション病院の吉尾雅春先生の考え方…

最初は麻痺してない側のトレーニングをしっかりする

私がそうだったのですが…

 

脳卒中(脳出血)発症による麻痺の程度は完全弛緩。

 

ブルンストロームステージでは、最も重い麻痺だったのです。

 

なので、急性期(発症直後などの時期)では、ICUに入っていましたから、寝たきりの状態…

 

この時期に、麻痺している側の手足のリハビリは、自分の力(意識)では全くできなかった経験がありますから、最初に麻痺してない手足のリハビリを行うことに合理性を感じます。

 

なぜなら、麻痺してない側の手足は普通に運動ができたからでした。

 

吉尾先生の考え方に、完全に納得することろです。

 

必ずしも片側の脳だけが神経回路をつかさどってないこと…

脳卒中(脳梗塞・脳出血)を発症すると、損傷を受けた側の脳と反対側の手足に麻痺が発生。

 

そのとおりの症状が出ていますので、この点も完全に納得です。

 

ただ、番組の中では、『必ずしも片側だけが反対側の手足の神経回路をつかさどってない…』ことも、紹介されていたのです。

 

これが正しいと仮定しますと…

 

私の場合、左脳に損傷を受けたので、右側の手足に麻痺が発生。

 

しかし、左脳からの神経回路の一部(ほんの一部)は、左側の手足にも繋がっているので、左側の手足にも若干の麻痺(ほんの少しの麻痺で体感できない程度かもですが…)が発生しているかもしれません。

 

そうなると、なおさらのこと、麻痺してない側の手足のトレーニングに意味が出てくると考えました。

 

私の勝手な考えですが、番組を見ながらそう思えてならず、麻痺してない側の手足を意識してみようと取り組んでみたのです。

 

4年前に脳出血(左被殻出血)を発症した私がためしてみて感じたこと…

麻痺してない側のかかとをしっかりと地面に着地させることをイメージすると…

発症から4年以上経過している私ですが…

 

右片麻痺による残存障害がある私が、健常側(麻痺してない側)の足を意識し、しっかりと地面に設置するように歩いてみると…

 

確かに、麻痺側の足の動きが良い感じがするのです。

 

具体的には…

 

・麻痺してない側のかかとをシッカリと地面につける(ポン!とかかとを地面に着地されるイメージ)。

・麻痺している側のかかとを地面につけるとき、同様にポン!と地面に着地させる

・かかとから着地した麻痺している側の足が後ろに行き、麻痺していない側の足を着地させるときも最初と同様にかかとをポン!と地面につける

 

これを繰り返しますと、麻痺している側の足の動きが良いのを体感するのでした。

 

なお、手指・腕に関しては、そこまでの体感はありませんので、腰から下の部分に限ったことですが。

 

確かに、違いを体感するので、驚くばかりです。

 

発症から4年を経過している私でも感じられることなので…

吉尾先生のご説明では、『発症の最初』というタイミングを中心にお話をされていたのですが、私は既に発症から4年を経過している立場…

 

テレビを見ながら…

 

『自分は該当しないリハビリの方法だね〜』

 

そんなことを家族と話したのです。

 

ところが、これを実践してみますと、発症4年を経過している私でも、効果を体感する点がありますので、可能性はゼロではないと思うところです。

 

もしかすると、近い将来、発症から長期間経過している人でも、『麻痺してない側のリハビリ』が有効の可能性が指摘されるかもしれません。

 

というか、是非、そうあって欲しいと期待を込めながら振り返ってみました。

 

まとめ

脳卒中(脳梗塞・脳出血)の症状と残存の障害は、個人毎に異なりますので、一様に述べることはできないと思います。

 

しかし、『麻痺してない側のリハビリ』が、有害という根拠がなければ、やってみる価値はあるのではないでしょうか。

 

ただ、従来の麻痺側のリハビリは、失われた機能を取り戻すためには必須とも考えますので、この点とのバランスを考慮する必要もありそうです。

 

この点、自分自身で取り組む前に、主治医や理学療法士の先生方へご相談されると良いかと思います。

 

きっと、自分に合った最適な取り組み内容を提案してもらえるものと信じています。