このブログは、2015年に49歳で脳卒中(脳出血)を発症した私が、生活で感じたことを書いている雑記ブログです。
お世話になります。パソコンに不慣れで中高齢な私です。
エンジンのプラグ上部に取り付けられている部品に、イグニッションコイルという大切なパーツがあります。
ガソリンエンジンには全ての車種で必要な部品…
実は、走行距離が伸びると劣化による不良が発生(不良に至るとエンジンの不調が発生)することを初めて知りました。
今回、エンジン不具合を超初期症状で発見することができましたので、イグニッションコイル4個のうち1個のイグニッションコイルを予防的に取り替えました。
取替えたことで、エンジンに関する不安要因が除去できましたので安心して運転することが可能となりました。
「イグニッションコイル」って何?
「イグニッションコイル」の役目
イグニッションコイルの役目について、NGK社(日本特殊焼陶業株式会社)のホームページによりますと、
”スパークプラズを使用した内燃機関において…12Vのバッテリー電圧をスパークプラグの放電に必要な高電圧に変換する…”
と説明されています。
つまり、ガソリンエンジンにおいて、圧縮されたピストン内に着火するプラグに必要な装置で、一種の変圧器とメージすると良いのかのしれません。
イグニッションコイルが正常に機能しなければ、正しい爆発が不可能になりますから、エンジンが正常動作しなくなります。
ですから、イグニッションコイルはプラグと同様に大切な部品だということがわかります。
私、これほど大切な部品があるとは、不具合発生するまで全く不明なのでした。
「イグニッションコイル」の寿命
寿命については、日産ディラー及び部品メーカーに確認。
しかし、具体的な交換に関する指針(例えば、タイムングベルトなどのように10万km走行したら要交換等[ただし、タイミングベルトが不良に至ると、イグニッションコイルトラブルよりも大きなダメージになるでしょうから、一概には比較できませんが…])はないとのことが判明。
あくまで、通常は、不具合発生時に取替を実施するという対処療法であることが理解できました。
過去の定期点検で交換を勧められたこともないので、なるほどと納得できた次第です。
ただ、不良に至った場合の取替に関する一定の指針については、メーカーサイトには掲載されています(例えば、1個のイグニッションコイルが不良に至った場合は、他のイグニッションコイルを含めて交換をすること)、参考になるのかもしれません。
「イグニッションコイル」が不良になるとどうなるのか
上述のように、とても大切なイグニッションコイルですが、この部品が不良に至るとどのような症状が出るのか… NGK社(日本特殊焼陶業株式会社)のホームページによりますと、
①加速時に回転が上がらない
②エンジンが掛かりにくい
③アイドリングが不安定
④エンジンチェックランプ点灯
とされていて、これらの症状からすると、動力性能に直結する事態に至ることが理解できます。
ちなみに、私のイグニッションコイル不良の体験をご紹介すると、最初の不良は、市街地の大きな国道交差点で発生しました。
それまでは、普通に走行していたのですが、信号停車している途中で急に前触れなく、エンジンのアイドリングが極端に低下したのです。
なんと、回転数が300〜400回転位の不安定になったのです。
とにかく、いつエンジンが止まるかわからない…
慌てて脇道へ逃れJAFを手配。
1時間ほどでJAFは到着しましたが、ディーラーへ持ち込まないと改善しないとの説明で、そのまま日産ディーラーへ入庫。
予定もあったのですが、車が故障してはそれもできないので、仕方なくキャンセル。
ディーラーで原因を確認すると、イグニションコイル4個の内、1個が不良(不良の原因は正確には不明です。恐らく経年劣化と考えられます)とのこと。
部品の在庫はないので、取り寄せ対応するから数日は入庫を継続との説明を受けたのです。
車が動かない以上選択の余地はありませんから、ディーラーさんの説明通り修理を依頼しました。
こんな具合で、イグニッションコイルが不良に至ると、相当に困ることになります。
ディーラーさんや整備士さんが交換を進めた場合は、前向きな検討をされた方が良いのかもしれません。
私の日産ウイングロードの取替履歴と今回の取替
イグニッションコイルの取替履歴
実際の取替実績については、以下の通りです。
約90,000km 4番イグニッションコイル交換(約15,000円)
155,280km 2番イグニッションコイル交換(13,948円)
158,058km 1、3番イグニッションコイル交換(28,500円)
183,481km 4番イグニッションコイル交換(17,000円)
4番のイグニッションコイルは2回目の交換。
これは、エンジン不調には至らなかったものの、運転中に違和感を持つことがありまして…
それがイグニッションコイル不良時の症状に近かったために、不良と判断せずに予防的取替を行った次第です。
その取替後は、運転中の違和感が発生してないことから、それが原因ではないかと結論付けてます。
メーカーサイトによると、イグニッションコイルを交換する際は、全てのイグニッションコイルを交換して欲しいとの記載がありますが、なにせ部品代が高いので、不良対象(不良と思われる対象含む)のみ交換したのです。
履歴からすると、早ければ90,000kmで不良に至る一方、最長で158,058kmまで伸ばしています。
これは部品の個体差からくるバイアスかと考えてます。
逆に言うと、まとめて交換するよりは、限界近くまで使用して交換した方が、経費的には有利ということにはなります。
ただ、故障すると、相当に不便になりますから、コストをかけてでも予防取替した方が良いとは思います(服のボタンが一つ取れると他のボタンも取れ出すように、不具合発生のタイミングは似たようなものなのかもしれません)。
以上、かなりお高くついたイグニッションコイルの交換でした。
今後の取替
取替の履歴をの通り、約100,000km毎にイグニッションコイルを交換すると、突然の不良発生には至らない可能性が高いと考えられます。
そうなると、不具合発生前の予防的取替になりますので、ディーラーさんとしては、「イグニッションコイルの不良が確認されてないので、取替をしても同じ症状が継続する可能性があります」と慎重な説明をされると思いますので、ユーザー判断にて、イグニッションコイルの取替を決断するしかありません。
その決断をするとディーラーさんは安心して交換作業に着手されます。
お高い取替費用なだけに慎重になるイグニッションコイルでした。
まとめ
こんな部品があるとは全く知らなくて、本当に勉強になったイグニッションコイルでした。
近日中に、メルセデスベンツS300hの本契約と納車が予定されていますから、今後は、ウイングロードの走行距離はあまり伸びないでしょうから、取替はしなくて良いのかもしれません。
メルセデスベンツS300hはディーゼルターボハイブリットですから、イグニッションコイルは装着してない(デーゼル車にはプラグはないので)と思いますので、 この点、心配しなくて良さそうです。
ブログ運営者:でなおし
私は、九州北部在住の地元企業に勤める50代会社員です。 50歳で早期退職する予定でしたが、退職届を提出する直前に脳出血を発症。退職は取りやめになり、1年間休職のあと復職し、現在に至ります。 ブログ運用は、2014年から開始。 2020年3月には650記事に到達。カテゴリーを別ブログ(特化ブログ)として立ち上げ、4つのブログを運用しています。 当ブログは、自動車、グルメ、ライフなどを投稿している雑記ブログ。 2019年7月、キャンピングカー(トイファクトリーアルコーバ:ハイエース)を購入し、妻と二人でキャンピングカーの旅を楽しんでます。 以下は、運営している4つのブログです。 でなおし:当ブログです。2014年に開始した雑記ブログ。
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