お世話になります。パソコンに不慣れで中高齢な私です。

平成28年12月24日、熊本地震の影響で通行止めになっていた「俵山トンネル(県道熊本高森線)」の復旧工事が終了し、無事に開通しました。

通称X橋と呼ばれる「桑鶴大橋」など、未だ複数の未復旧箇所がありますので、本来の県道熊本高森線のルートによる全線開通とは言えません。

しかし、今回の開通によって、震災以降通行していたルートよりも短縮されることになり、関係の皆様にとっては大きなメリットに繋がるものの思います。

今回は、開通直後の俵山トンネルとその付近を確認してきました。

今回開通したルート

南阿蘇村と国土交通省ホームページから

平成28年12月24日、待望の俵山トンネル開通が実現されました。

俵山トンネルは、南阿蘇と西原村をつなぐ大切なトンネルで、地元の方にとっては、経済的、社会生活的に大変重要なルートの一部です。

熊本地震以降、トンネル内壁の落盤などの被害とともに、トンネル前後の道路や吊橋の被害などが重なり、今まで通行不能になっていました。

この俵山トンネルルートが不通だとすると、近くの迂回ルートとしては、グリーンロードと呼ばれる標高1,088mの峠を通過する冬期は難関なルート(平成27年は10日間通行止めが発生)を通行するしかありません。

今回開通した俵山ルートを通行することで、最高標高は510mとなり、冬期における通行止めの心配は殆どないと思われます。

地元の方待望の開通であったと思います。
※詳細につきましては、南阿蘇村及び国土交通省のホームページをご覧下さい。

旧道の利用と迂回路の新設による開通

今回の開通にあたり特筆すべきことは、旧道の再利用と迂回路の新設です。

旧道も熊本地震の影響で大きな被害を受けましたが、南阿蘇村と西原村を通行可能にするため、旧道の被害復旧を急いだことにあるようです。

また、後述もしますが、迂回路新設にあたっては、今まで田畑として活用していた場所を道路が真っ直ぐに効率良く新設工事されたことなどがあると思います。

一部旧道を通行しますが、このルートは景色の良いところで有名な場所ですから、観光目的で通行するにしても、メリットがありそうです。

実際に走行してみた状況

迂回路への入り口は分かりやすい

まずは、益城熊本空港インターチェンジから、西原村役場方面へ移動します。 途中、阿蘇熊本空港付近を通過しますが、車の流れはとても順調です。

用地提供など地元協力が不可欠な迂回路の新設

新設された迂回路を見てみると、そこは今まで田畑だったことがわかります。

迂回路がその田畑の中央を抜くルートで新設されており、ルートとしては、とても効率的な設計だったことが理解できます。

その分考えたのは、用地提供です。

通常は用地買収するところ、あくまで仮の迂回路と考えると、おそらく賃貸借契約だと思われます。

道路の面積だけでなく、法面が相当に広いことから、広大な用地提供があったことでしょう。

熊本地震発生から8ヶ月間で迂回路が完成したとは、驚くべき速さです。

きっと地元の方の協力があってこその迂回路完成だと思います。

多用されている旧道の活用

旧道が多用されていることも特徴的な感じがします。

通称X橋と言われる桑鶴大橋などの復旧には数年は必要でしょうから、旧道利用は避けられなかったこと思います。

しかし、旧道そのものが景色の良いルートを通過しているので、観光的には良い影響があるのかもしれません。

綺麗に道路整備されている旧道は新たな魅力になることでしょう。

俵山トンネル付近などは急勾配

ただ一点、俵山トンネル付近の道路については、旧道から短距離で標高を下げなければならないことから、少し急勾配になっています。

冬期の積雪時においては、この急勾配を通過しなくてはいけませんから、注意が必要なようです。

スタッドレスタイヤなど滑り止め必携の勾配だと思います。

開通により経済活動や救急医療などメリットが多い

開通により、移動時間が短縮したことで、物流環境の整備や救急医療(救急車の移動など)にメリットがあると思います。

例えば、南阿蘇村で脳卒中や事故などで時間を争う医療対応の際に、仮に今回開通したルートがなければ、大規模病院への移送から遅延することになり、予後に影響することは必至です。

昼間であればドクターヘリの出動は可能ですが、夜間や荒天時はヘリの出動は難しいですから、そのメリットはとても大きいでしょう。

社会を支えている大切な道路ということになると思います。

 

▶︎「でなおし」ブログのドライブ・旅行まとめ記事もご覧ください!

 

まとめ

美しい南阿蘇村への観光は、熊本地震からの復旧復興の一助になると思います。

ドライブ旅行など計画されている方は、今回開通した俵山トンネルを計画に入れてみられるのは良いのではないでしょうか。

今後も美しい南阿蘇村へドライブ旅行してみたいと思います。