お世話になります。パソコンに不慣れで中高齢な私です。

本当に久しぶりのことでしたが…

休日のある日、軽い浮動感を始まりとして、高音の耳鳴り(頭の中央から聞こえる耳鳴りでした)、吐き気の発生などの症状が発生

食事をすることもできなくなり、自宅近くの拠点病院の救急外来を受診。

診断の結果、耳を原因としためまいが判明したのです。

私とめまいとの付き合いは、脳出血発症の2年ほど前(つまり今から5年前)から始まりました。

最初は、前庭神経炎を1回(ひどい回転性めまい)。

その後、良性発作性頭位めまいを1回発症しましたので、この5年間で3回目のめまいを発症したということになります。

めまいに苦しむ方は大変多いと聞いてますので、同じ病気を発症した私にとって悩みは同感できるものであります。

今回は2〜3日の安静で全快しましたので、大事には至りませんでしたが、再発の予防は脳卒中(脳出血)だけに限らないと気持ちを新たにしたところです。

めまいとは上手に付き合いたいものですね。

今回発症した私のめまい

発症前の状況(前兆を含む)

浮遊感の発生

発症の2日前くらいから軽い浮遊感が発生していました。

最初は、低気圧が接近していたので、そのせいで浮遊感があるのかなという程度。

洋式トイレで座ったとき…

ベットに横になって天井を向いたとき…

椅子から立ち上がって左斜め前を向いたとき等々…

一定の動作の際に軽い浮遊感が発生していたのです。

私は、脳出血の再発予防を目的に降圧剤で血圧を積極的に下げている関係で、たまにふらつきや立ちくらみを感じる可能性があり…

「そのせいかもしれない…」

と思っていました。

しかし血圧を測定すると、収縮期血圧が110前後はありましたので、

「血圧を下げていることが原因ではないしな〜」

と思いながら、めまいを疑いだしたのです。

浮遊感は軽いものの通常では体感しない浮遊感でした。

耳のつまり感の発生

本格的な発症1日前には、耳のつまり感が発生しました。

私の場合、右耳のつまり…

高い山に登ったり、飛行機に搭乗した時に感じるあのつまり感です。

ただ、通常のつまり感であれば、両方の耳ともにつまるのですが、今回は、右耳のみつまり感が発生いたしました。

右耳のつまり感と浮遊感の発生が、本格的なめまいの前兆(1〜2日前)だったのです。

本格的な発症

二つの前兆を体感しながら、本格的なめまいが発生。

前兆発生から2日目の夕方、吐き気を感じ始めたのです。

それまでは浮遊感と右耳のつまり感だけだったので、めまい止めの薬(メリスロン6mg)を1回2錠を服用して様子を見ていたのですが、吐き気が発生すると、食事や水分が摂取できなくなりますし、体を動かすことが困難になります。

この時点で、ベッドに横になり、めまいと浮遊感、右耳のつまり、吐き気の症状がでたのです。

これが今回の症状でした。

救急病院受診を決めた背景

吐き気が酷くなった

救急病院を受信することを決めた最大の理由が、吐き気の発生です。

時間の経過とともに、吐き気が増大することを体感するので…

「このまま夜間帯まで大丈夫だろうか…」

と心配するようになりました。

また、吐き気があると食事と水分補給ができなくなりますので、暑い夏のこの時期は、熱中症や脱水症状などに注意が必要。

これも救急病院の受診を決めた理由の一つです。

動く(労作)と浮動感と直後に発生する吐き気

今回の吐き気は、体を動かすとと直後に発生する吐き気でした。

ほんの少しでも体を動かすと吐き気がするものですから、本当にスローモーション的な動きをせざるを得なくなり…

仕事など絶対にできない状況でした。

脳卒中(脳梗塞・脳出血)の可能性を考慮

めまいは命に関わる事態に至る大きな病気の症状でもあります。

脳梗塞や脳出血などのいわゆる脳卒中が発生した場合にも、めまいを発生することがあり、さらに、吐き気を併発することも指摘されています。

めまいと吐き気は通常のめまい症でもあり得ることですが、同じ(似た)症状でも脳卒中の可能性は排除できませんので、甘く考えない方が良いということになりそうです。

私は脳出血の既往がありますので…

脳卒中の再発だとすると、一刻も早く治療を開始する必要がありますので、この点は大きな不安要素になりました。

今思えば、吐き気がなければ救急病院は受診してなかったと思います。

救急病院での診察の結果

自宅から救急病院までの移動

休日の夕方に受診を決めたものですから、救急病院ということになります。

ただ、自宅から歩いて5分程度の距離に救急病院(地域の拠点病院)がありますので、直ぐに受診できる環境。

自宅から病院までの移動は、タクシーを使用するにも距離が近すぎて…

なんだかドライバーさんに申し訳ない気がしたものですから、家族と二人歩いて移動しました(歩いている途中の吐き気は意外に軽かったのが印象的でした。お陰様で救急病院到着後も実際に吐くことはありませんでした)。

耳を原因とした「めまい」と診断されました

医師の診察により、脳卒中や熱中症の可能性は低くく耳を原因とした「めまい」と診断されました。

脳卒中など、命に関わる病気の可能性を排除するために、脳の診断として、立歩きや左右の手足の運動確認、顔の状況(片側の異変有無)、言語、眼球の動き等の診察を実施。

それらの異常は見当たらなかったということで、最終的にめまいという診断に至りました。

どうやら、脳卒中の初期診断として、FASTのチェックがありますが、医師はそれを実施していたようです(一般の方がするFASTのチェックよりも詳細に実施するのは医師として当然ですが、基本的にはFSATのチェックにほぼ似た内容だと感じました)。

参考までに、FASTのチェックについては、国立循環器病研究センター循環器病情報サービスに掲載されていますので、ご覧いただくと幸いです。

▼FASTのチェック
http://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/pamphlet/brain/pamph103.html#m5

治療は対処療法としてプリンペランの注射(点滴)とめまい止め、吐き気止めを処方

後述していますが、めまいを発症した後の治療法ですが…

私の場合、吐き気に対しては吐き気どめ、めまいに対してはめまい止めを処方し、少なくとも2〜3日間は安静にしておくことという指示が出されました。

診察を受けた時の吐き気はピークでしたので、直ぐに吐き気を抑えるため、点滴にプリンペランの注射(点滴)をしたことで、スッと吐き気が軽くなった体感を得ることができました。

また、帰宅した後は、めまい止めのメリスロン6mg(1日6錠)を服用と水分補給でOS1を飲用。

あとはベットで横になるという治療でした。

軽快したのは2日以後で、3日目からは普通に動作することができるようになり、浮遊感などの症状は消えたのです。

めまい症の治療は、あくまで対処療法ということを改めて感じさせられた治療法でした。

▼内服の吐き気どめです。確かに効果ありました。

▼いろいろな病名に使用できる薬ですね。

▼点滴を入れた後には消毒です。ここからプリンペラン静注。

予防法は特定されていない

診察の最後に、医師に対してめまい症の予防法を確認したところ、特段これといった予防法はないということでした。

予防法がないということで、少々残念な気持ちになったのですが…

医師はあくまで一般論としては、規則正しい生活(ストレスを溜めすぎない、睡眠時間を十分にとる、適度な運動、禁煙)、めまい予防のリハビリ体操(必ず効果があるとは言えないが臨床的に効果があったという話はある)、めまい止めの服用などが考えられるとのことで、明るい兆しも見えた診断となったのです。

めまい症の方は多いと聞きますので、治療の進展でめまいの特効薬など開発されれば良いと思いました。

 

 

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その他

めまい症でお悩みの方は本当に多いと思いますが、医師によりますと、

めまい症自体で命を落とすことはなく、ふらつきで階段から落ちたり、駅のフォームで転倒することがきっかけで事故に巻き込まれることがある。

落ち着いて治療を受け、医師の指示に従ってほしい。

とも言われておりました。

一方、めまい症は、脳卒中などの命に関わる病気の症状の一つである可能性もありますから、めまいを感じた時は、直ぐにご自身でFASTのチェックを実施し、一つでも当てはまる項目があれば、直ぐに病院を受診するなどの措置が必要だと考えます。

また、FASTのチェックに該当しないとしても、普段と異なる症状を感じたり、家族など身近な方から…

「少し、変じゃない?大丈夫?」

と言われた場合は、躊躇せず、かかりつけ病院や救急病院で診察を受けることをお勧めしたいと思います。