お世話になります。パソコンに不慣れで中高齢な私です。

がん相談支援センターってお聞きになったことはありますでしょうか。

先日、職場仲間のご家族が肺がんの疑いと診断され、今後精密検査と治療を開始するという話を聞いたのです。

がんといえば、死因の2分の1を超える三大成人病の一つで、高齢化社会に突入している日本にとって、今後患者さんが増加することが指摘されている病気。

告知を受けたご本人とご家族のお気持ちを考えると、本当にお悩みが大きいと思います。

今回調べたのですが、全国にはがん診療の中心的な役割を果たす「がん診療連携拠点病院」が指定されています

この病院の中にがん相談支援センターがあることがわかりました。

がん相談支援センターでは、専門の相談員(看護師、医療ソーシャルワーカーなどの医療者)が配置され、がん患者、ご家族のお悩みを無料でお聞きするサービスが提供されていますので、これを使わない手はない!と思った次第です。

治療の開始とともに、がん相談支援センターを利用することは長い療養生活を少しでも楽にするための一助になると思ったのです。

▼正確な情報を提供している国立がん研究センターのがん情報サービス。

 

 




 

 

全国に約440箇所指定されているがん診療連携拠点病院

がん診療連携拠点病院は全国に約440箇所展開されています。

その名の通り、地域を代表する拠点病院ですね。

がん治療は患者個人によりそれぞれ症状が異なるので、一人一人に合った個別医療が大切だと指摘されているようです。

治療が難しいがんや珍しいがんのため、一般的な病院では治療が難しい場合もがん診療連携拠点病院で治療をすることがあるようです。

患者にとっては心強い病院ですね。

がん相談支援センターって

10年程度前に開設されたがん相談支援センター…

がん診療連携拠点病院を中心に設置されているのが、がん相談支援センターのことです。

がんを治療するにあたり様々な悩み事を抱える患者と家族が、何でも気軽に無料で相談することができます

また、例えば「◯◯がんセンター」というがん専門の病院以外のいわゆる総合病院のがん相談支援センターは、がんの相談だけでなく脳卒中など他の病気の相談なども受けているようです。

どのように利用するのか

がん相談支援センターを訪ねるか、または、電話で相談することになります

また、がん診療連携拠点病院にかかってなくてもがん相談支援センターを利用できる点は、意外に知られてないことのようです。

患者さん単独で利用しても良いですし、家族と一緒に行っても良いですし、また、家族だけ単独で行っても良いようです

とにかく、いろいろな形で利用できるがん相談支援センターです。

もちろん、無料ですからご安心下さい

相談内容の秘密は守れるのか

絶対に守られます!

法律上、病院には守秘義務が課せられているからです。

相談員さんに相談した内容は外部には絶対に漏れることはありませんし、また、ご本人やご家族の了解なしに病院なで情報が漏れること…

これもありません。

もっと具体的にいうと、主治医の悪口を相談員さんにしたいとき…

「この話は先生には内緒にして下さい」

と言えば、先生には漏れることは絶対にありません。

さらに、先生が相談員さんに聞いたとしても答えてはいけないのが相談員さんの立場ですから、「先生、言えません」ということになります。

なので、本当に安心して相談できるのが、がん相談支援センターの相談員さんということになります。

もし…私が利用するとした場合のイメージ

私ががんを患ったとして、がん相談支援センターを利用する場合のイメージですが、セカンドオピニオンの手続きなど治療開始の時点で相談員さんを利用することになると思います。

治療が開始された後のあらゆる局面でがん相談支援センターを訪問して雑談や今の状況などを話したりという利用の仕方になるかもしれません。

また、月一度の外来の場合、外来診療が終わったときに…

「今日は外来にきました。次回は2ヶ月後にきますから…」

とがん相談支援センターに顔を出すだけというような利用の仕方もあるかもしれません。

現在のところ、私はがんになってないので具体的なイメージは少ないのですが、がん相談支援センターという便利な窓口があることを知ったというだけでもメリットに感じました。

まとめ

今回、職場仲間のご家族が肺がんの要精密検査を指摘されたことで、がん相談支援センターという窓口が存在することを知りました。

一般の多くの方ががん相談支援センターを利用することで、心の悩みなど解決の糸口になることは間違いないようです。

病気そのものに悩んでいるのか、あるいは医師とのコミニュケーションで悩んでいるのか、また、お金のこと、就業のこと、など多くの項目で悩みはあると思います。

専門の相談員さんは、訓練を受けている専門職ですから、心の奥底にある日頃言えない悩みを全部吐き出しても構わないようなので、気を使わず利用することが患者さんと家族にとってのメリットだと思いました。

がん相談支援センター…

本当に良い窓口だと思います。

 

ブログ運営者:でなおし

私は、九州北部在住の地元企業に勤める50代会社員です。

50歳で早期退職する予定でしたが、退職届を提出する直前に脳出血を発症。退職は取りやめになり、1年間休職のあと復職し、現在に至ります。

ブログ運用は、2014年から開始。 

2020年3月には650記事に到達。カテゴリーを別ブログ(特化ブログ)として立ち上げ、4つのブログを運用しています。

当ブログは、自動車、グルメ、ライフなどを投稿している雑記ブログ。

2019年7月、キャンピングカー(トイファクトリーアルコーバ:ハイエース)を購入し、妻と二人でキャンピングカーの旅を楽しんでます。

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