お世話になります。パソコンに不慣れで中高齢な私です。
新しいデバイスが登場すると、ついつい!
興味を持ってしまいます。
今回もApple watch4の登場で、ググッ!と気持ちが引き込まれそうになりました。
アップル社のホームページを拝見すると、Apple watch4の大きなディスプレイや心拍数計の変更など多くの魅力が詰まっていることがわかります。
一方、心電計が日本では使用できないことなど…
「あれば良いのに…」
という内容もあったので、残念ながら今回は買い控えすることにしました。
次の購入のタイミングは、心電計と血圧計の装備が実現されたときになるのではと思います。
Applewatch4は魅力がたくさんで興味大!
Applewatch4の特徴は多くありますが、個人的に魅力を感じるものをあげるとすれば次の通りです。
ディスプレイが大きい!
老眼持ちの私にとって文字の大きさはとても気になる点です。
私が使用しているApple watch2は42mmサイズのディスプレイなので、比較的見やすい文字サイズに調整することが可能です。
しかし、小さな文字で表示された場合など、老眼を使用しなければ見づらいときがあるのです。
例えば、JRに乗車するときなど乗換案内のアプリを使用しApple watch2へ転送するのですが、これが小さい文字のためとても見づらくなります。
このような場合…
「ディスプレイがもう少し大きければ…」
と思うことが多々あり、そういうことからApple watch4の大型化さればディスプレイはとても魅力に感じているのです。
44mmケースの大きなディスプレイ…
本当に魅力に感じます。
転倒すると自動で通報する「転倒検知」システム
私のように中高齢者で脳卒中(脳出血)の既往と心臓に持病を抱えた者にとっては、万が一の事態にApple watch4が転倒を検知し自動的に通報(または登録した連絡先に自動的に通知されるシステム)してくれることはとてもありがたいと思います。
日常生活上の注意点は十分に配慮しながら生活したとしても、何が起きるかわからない世の中です。
心臓病や脳卒中など突発的な発病について有効なシステムだと思います。
心電計と血圧計が装備されると良いのですが…
残念ながら日本では心電計が装備されないことに…
魅力いっぱいのApple watch4なのですが、残念な情報が一つあります。
それは、日本では心電計が実装されないことです。
日本で医療機器を取り扱う場合には、高度管理医療機器と管理医療機器などのカテゴリーが必要で、既存の心電計などは管理医療機器のカテゴリーに入ります。
写真の心電計は、私が使用しているものですが、これも管理医療機器というカテゴリーに属していて、一定のクオリティを求められる製品となっています。
メーカーが管理医療機器の販売をする場合は、必要な手続きを経由する必要があります。
血圧計なども管理医療機器に属しますから、意外と生活圏内で多々存在するカテゴリーは多いことがわかります。
話を戻しますが、登場したAppleWatch4に心電計が実装されなかったことを考えると、この管理医療機器のカテゴリーが得られなかったのではないでしょうか。
米国仕様では既に心電計が実装されていますので、国の違いがわかりますね。
今後、日本においても管理医療機器のカテゴリーを取得しアップデートなどで実装できることが期待されます。
ところで、実装されたとしてその精度は如何なものか考えてみました。
医療機関で心電計で測定をする場合、多くの電極を装着すると思いますが、これは12誘導心電図といって正確に測定するために必要な電極数なのです。
一方、私が使用している携帯型心電計は、管理医療機器ではありますが、双極1チャンネル方式なので、その精度の違いは明らかです。
医療者によると…
「携帯型の心電計は一部の狭心症しか検出しないのではないか…」
と冗談のようなことを言われるくらいですから、12誘導との違いは臨床の現場でも明らかではないでしょうか。
そういう背景からすると、米国で販売されているAppleWatch4に実装された心電計は、手首とDigital Crownに接触させている指先を利用した双極1チャンネル方式なのかもしれません。
したがって、携帯心電計と同等以下の精度ではないでしょうか。
心筋梗塞が発生した場合、大変な痛みを伴うことが多いので、迷わず直ぐに医療機関を受診することになりますから、AppleWatch4に実装された心電計は使用しないと考えます。
ただ、一部の狭心症などはAppleWatch4の心電計で拾う可能性がありますので、直ぐに医療機関を受診することを心がければ、とても有益なことでしょう。
少なくとも…
「AppleWatch4の心電計で異常を示しても放置してよい…」
と安易に判断しないことでしょうね。
使い方によっては大変有益な機能だと思います。
▼私が時々使用する携帯型心電計です。管理医療機器のカテゴリーを取得している製品です。
▼殆ど異常を示しません。
▼双極1チャンネル方式ですが、「おかしいな?」と思ったときに直ぐに測定できる大きなメリットがあります。
脳卒中の既往がある私は血圧計が装備されると管理が楽になる可能性
米国仕様では心電計が実装されましたが、以前から噂をされている血圧計の機能に期待したいところです。
脳卒中(脳出血)の既往がある私は、血圧管理はとても大切な事項ですので、1日の中で活動時を含めて定期に測定を実施しています。
私は、外出中の測定は手首式血圧計を使用しています。
携帯に便利な手首式血圧計ですが、上腕式に比べて測定誤差が大きい難点があります。
ただ、手首式血圧計による測定を繰り返していると、測定値の補正が自分なりに行えるようになりますので、事実上の精度事態は向上する可能性があります。
一方、血圧管理手帳に記載する朝夕の血圧値の測定には、上腕式血圧計を使用します。
これは医療機関が使用している血圧計ですので、一定のクオリティを保っています。
私の場合、この上腕式血圧計が測定のベース機器ですね。
さて、話を戻します。
AppleWatch4で血圧が測定できるとなると、外出中などでも測定が容易になるので大きなメリットがあります。
当然上腕式血圧計と比較して精度は低いと思いますが、自分なりの補正を行うことで確かな値に近づくでしょうし、そもそも、血圧の目安として確認できるメリットもあります。
私としては、AppleWatchに血圧計が実装される日を楽しみに待つことになりますね。
▼手首式血圧計です。常にカバンに入れてます。
▼上腕式血圧計です。血圧管理手帳に記載する血圧値の測定に使用するベースとなる血圧計です。
参考までにApple watch2の下取り額を確認してみると…
またまた話は変わってしまいますが、もし、今のタイミングでAppleWatch2を下取りした場合いくらになるのかインターネット確認してみました。
すると、無傷のAppleWatch2であっても11,500円という価格であることが確認できました。
意外と安いんだと意気消沈したのです。
この下取り価格も今回の買い替えを意味送った理由の一つです。
▼1年以上継続使用しているAppleWatch2ですが、完全な無傷の状態です。
▼でも11,500円でした。少しがっかりです。
まとめ
だらだらと記載してしましましたが、心電計や実装されていないことや将来血圧計の機能が実装されることへの期待感。
また、AppleWatch2の下取りの価格が意外に安価であったことを理由としてAppleWatch4への買い替えを控えることにしました。
いずれ登場する血圧計実装モデルが登場したとき買い替えをしたいと考えてます。
その場合は、最大のディスプレイとステンレスボディなど選択する予定です。
それまでの間は、AppleWatch2を大切に使用したいと思います。