お世話になります。パソコンに不慣れで中高齢な私です。
キャンピングカー(私の場合バンコンタイプ)を利用した車中仮眠泊における電源確保は大切な要素となっています。
先日までに、小型発電機(ガソリン燃料、カセット燃料)、ポータブル電源の3種類について検討を行い、ホンダ社製小型発電機(ガソリン燃料)とポータブル電源いずれにするか大変悩ましいところまで至りました。
そこで、悩ましい点を解決すべく思いついたのが、ポータブル電源と小型発電機(カセット燃料)のハイブリット(併用)が良いのではないかということです。
一長一短ありますが、それらを組み合わせることにより、互いの欠点を補う形で車中仮眠泊が楽しめるのではないかと考えた次第です。
快適な車中仮眠泊は電力確保が大切
私が購入契約したキャンピングカー(バンコンタイプ)トイファクトリー・アルコーバを前提に考えると…
クールポンプ システム(エアコン)・冷蔵庫・テレビ等の電化製品をなるべく日常生活に近いレベルで使用したいという考え方に変更はありません。
したがいまして、ある程度安定した電力確保を考える必要があります。
電力を確保する手段を検討した結果
従前の投稿で検討しておりますが、騒音・火災・爆発・一酸化炭素中毒等の危険性が最も小さいリチウムイオン電池を利用した大容量ポータブル電源が最も良いのではと考えてます。
大容量といっても容量には限りがありますので、あくまで電力確保の一助という位置付けのレベルです(実際に運用してないので不明なのですが、トイファクトリーアルコーバ[クールポンプシステム搭載]のキャンピングカーを夏場の酷暑期に仮眠泊[車中泊]した場合、ポータブル電源1個は1時間程度で消費してしまうのかもしれません)。
そうすると、ポーダブル電源の複数台運用という単純な対策を思いついてしまうのですが…
車中仮眠泊を連続して継続した場合、2日目以降の充電は走行充電。
キャンピングカーの走行充電には自ずと限界がありますから、一定量の充電でストップしてしまうことになります。
そうなると、車中仮眠泊に使用できる電力使用量が少なくなるので、複数台のポータブル電源を準備した割には効果はあまりないという事態になりかねません。
総合的には、ポータブル電源は2台程度まででないとキャンピングカー(バンコン)で利用することは難しいのではないかという結論です。
ガソリン燃料の取り扱い上の注意点が多いことも考慮すると
全国的にニュースされているガソリン燃料の取り扱い不注意を原因とした火災事故
一方、販売されている小型発電機は、以前から多数の製品がラインナップされており、土木建設業の現場等で使用される等安定した信頼感があります。
しかし、最近イベント会場で小型発電機(ガソリン燃料)の取り扱い上の問題から、火災事故に至ったケースがニュースされることもあり…
ガソリン燃料等の取り扱いが指摘されるようになりました(消防署等からガソリン取り扱いの注意喚起がされていますので、詳しくはそちらをご覧下さい)。
ガソリン燃料には取り扱い上の注意点が多い
そのようなガソリン燃料の取り扱い上の問題を起因とした火災事故等を考えると…
プライベートで車中仮眠泊を楽しむ際に、一定の緊張を強いられるガソリン燃料の取り扱いに気を配ることが、そもそもストレスになりそうな気がしてならず、結果としてガソリン燃料は避けるよう人考えるようになりました。
ポータブル電源と小型発電機(カセット式のガス燃料)のハイブリット運用
そこで、電源確保に関する検討の最終的なイメージについては、次のように考えるようになりました。
小型発電機はカセット式ガス燃料のホンダEU9iGB(エネポ)を選択
ガソリン以外の燃料で小型発電機を稼働させるとなると、カセット式ガスを燃料とする「ホンダEU9iGB」を選択することになります。
燃料となるカセットガスの取り扱いの注意点については、一般家庭にこれだけ普及しているカセットガスですから、燃料の管理を原因としたストレスは極めて軽いものになります。
また、トイファクトリー・アルコーバに標準装備されているカセットコンロの燃料と同じなので、互換性は当然高く便利なことこの上ありません。
さらに、車内への積載については、常設ベットの下にある長尺ものの収納場所に入ることは確認できてますから、総合的にもホンダEU9iGB(エネポ)は私にとっては高評価と言えます。※ホンダEU9iGB(エネポ)は横置きも可能となってます。
ただし、長期間の横置きは内部のエンジンオイルがフィルター方向へ移動してしまうので場合によっては、エンジンを稼働させると白煙が出る可能性があると言われていますので、横置きは仮眠泊(車中泊)の期間のみ積載ということになりますね。
定格出力が900VAということで、発電によりキャンピングカー(バンコン)の外部電源入力から交流100Vを充電したとしても、キャンピングカー(バンコン)のサブバッテリーの容量減少スピードを緩和する程度なのかもしれませんが、この点は納得しています。
▼燃料の取り扱い上ガソリンに比べ、注意点が少ないカセットガスを燃料としたホンダ社EU9iGB(エネポ)を購入することになりそうです。定格出力が900VAと決して大きくはありませんが、カセットガスが燃料という点は高評価です。
ポータブル電源はSmart Tap社(スマートタップ社)のPowerArQを2台運用
2018年8月現在、最大容量のリチウムイオン電池のポーダブル電源は、この製品だと認識しています。
したがいまして、この製品を選択することに間違いはないのですが、購入台数については、2台運用がベターではないかと考えてます(連日旅行を継続した場合の充電方法を考慮すると2台までが最大ではないかと考えます。ただ、実運用してないので何とも言えないのですが…)。
さらに、先日メーカーのスマートタップ社のご担当者さんへ確認した中で、更なる大容量のニーズが多いという背景もあり、現在の容量(600Wh)よりも大きい容量を販売開始するという情報を入手。
したがいまして、2019年夏頃に納車される私の場合、新商品大容量のポータブル電源を購入することになるかと思います。
そうなると、ポータブル電源のデメリットが、さらに小さくなりますから、夏場の酷暑期における快適な仮眠泊(車中泊)に大きく寄与するのではないかと期待は大きくなりますね。
▼ポータブル電源です。リチウムイオン電池を利用した大容量となってます。2019年には更なる大容量の新商品が出る予定ですので、その場合は新商品を2台購入することになりますね。
▶︎「でなおし」ブログのキャンピングカーまとめ記事もご覧ください!
まとめ
以上検討してきましたが、ようやく一定の私なりの電源確保術をイメージすることができました。
最終的には、リチウムイオン電池を利用したポータブル電源2台+小型発電機(カセットガス燃料)が私なりの電源確保術となりそうです。
主な使い方としては、ポータブル電源2台をメインとしながら、それでも賄えない場合に小型発電機(カセットガス燃料)を使用することになるかと思います。
これにより、夏場の酷暑期における仮眠泊(車中泊)において、日常生活に近い快適性を実現できるのではないかと考えてます。