このブログは、49歳で脳卒中(脳出血)を発症した私が、生活で感じたことを書いている雑記ブログです。
お世話になります。パソコンに不慣れで中高齢な私です。
鹿児島県にドライブ旅行した際に利用した『フェリーなんきゅう』。
「桜島フェリーは聞くけど、フェリーなんきゅうって何?」
「二つの半島の先端近くを結ぶフェリーの利用度はどう?」
『桜島フェリー』はとても有名なのですが、『フェリーなんきゅう』は、意外に知られていないかもしれません。
しかし、鹿児島県の南端の二つの半島をつなぐ『フェリーなんきゅう』は、観光ルートの広がりが楽しめる利用価値が高いフェリー。
鹿児島県にドライブ旅行されたときは、『フェリーなんきゅう』のご利用も良いのではないでしょうか。
『フェリーなんきゅう』って何?
鹿児島県大隅半島と薩摩半島を結ぶカーフェリーのこと…
フェリーなんきゅうは、鹿児島県の大隅半島と薩摩半島を結んでいます。
二つの半島の先端近くを結んでいますので、鹿児島市内から南へ下るルートを通った場合に、効率良く観光するには良いフェリーなのです。
▼フェリーなんきゅうは鹿児島県の半島の先端近くを結んでいます。※グーグルマップから引用。
二つの半島の先端近くを結ぶため観光ルートに広がるメリット!
二つの半島を結んでいるということで、フェリーなんきゅうを利用しなければ、一旦鹿児島市内まで戻り桜島フェリーで反対側の半島へ渡るか、または、国道10号線と国道220号線を通って南方面を目指すことに…
もちろん、陸路も有名観光スポットが点在していますので、それはそれで良いのですが、片道をフェリーなんきゅうを利用すると、時間的にも疲労度的にもメリットはあります。
なので、観光ルートの選択肢が増えることには間違いありません。
小型のフェリーですが、ルート的には魅力あるカーフェリーだと思います。
料金や運行時間などは事前に確認することがオススメ!
運行本数が少ないので運行時間は要確認がオススメ
二つの半島を繋いでいることで航路が長く、約50分程度の時間を要します。
また、運行本数が少ないので、時刻を間違えると2時間近く待つことにも…
私が利用したときのことですが、桜島フェリーのイメージがあったもので、長時間待つことはないと考え時刻を確認していなかったのです。
しかし、根占港に到着したときは、11:00発の便が出たばかりの時間。
次の便まで約1時間30分も待たなくてはならない状況となりました。
なので、利用される場合は、運行時刻の事前確認は必須だと思います。
▼運行本数が少ない点を考慮し旅行スケジュールを立てる必要がありますね。
スケジュールが決まっている場合は予約もオススメ
確実に利用したい場合は、予約することがオススメです。
予約については、1ヶ月前から受付可能ですので、余裕を持って手続き可能です。
意外に高い気もする料金でもフェリー利用のメリットが大!
気になる料金ですが…
・大人700円
・車両(3〜4m)2,800円
・車両(4〜5m)3,300円
・車両(5〜6m)4,300円
一見すると高いようにも見えますが、二つの半島を結ぶメリットを考えると、納得できたりもします。
時間と料金、旅行のコースなどを踏まえ、総合的に利用の判断をする必要があるかもしれません。
▼料金支払いが完了したのは11:51。1時間10分後の出航です。
『フェリーなんきゅう』に乗船し根占港から山川港へ
1番待ちのため最初に乗船!
1番を待つために港に到着したわけではないのですが、たまたま、港到着が出港したばっかりというタイミングの悪さからそうなってしまいました。
なので、結果として1番という乗船順を確保。
一台も停車していない駐車場で待つことになったのです。
▼国道269号線を外れ数百メートル進むと看板が見えてきます。
▼看板に従い右に曲がるとフェリー乗り場となります。11:00出航したばかりなので、何もありません。
▼とりあえず、駐車場に車を止めます。この位置が1番の停車位置でした。
▼ここから数キロ先にフェリーが走っていると思うと感慨深いですね。
▼航路イメージがわかりやすい絵がありました。対岸の港には道の駅があるとは…
▼チケット売り場です。本当に懐かしい感じのノンビリとした売り場。
▼チケット購入(つまり乗船手続き)をすませると、基本的にはエリア外には出れないシステムですね。
▼時間の経過を感じることができる傘立て。いったいどのくらいのお客さんが利用したのか考えたくなります。
乗船時刻が近づくとフェリーなんきゅうが到着!
11:00出港の便に乗り遅れましたので、13:00出港の便に乗車。
1時間30分程度待っていると、出港10分前頃にフェリーが港に入ってきたのです。
一旦左に大きく旋回しながら前後を入れ替え、バックで接岸するという流れ…
到着から出航まで約10分程度しかないのですが、本当に13:00出航可能か不安になったくらいなのですが、全く問題なく出航しました。
▼フェリーは左岸側にグッと回り込みます。
▼そのまま前後を回転させ…
▼後ろから接岸するのですね。多くのお客さんが乗船していることがわかります。
乗船後は甲板へ移動
フェリーが着岸し、人と車が全て下船すれば、順番を待っていた私達の乗船の番となります。
このとき、乗船順1番をゲットしていた私は、車に戻る時間が遅くなり慌てて乗車!
そのまま誘導にしたがい乗船と相成りました。
『小さなフェリーだな〜』
なんて思いながら見ていると時間が遅くなってしまったのです。
これは反省点でした。
車を停車させ、甲板に移動します。
小さなフェリーだけに、可愛い感じもしながら甲板へ。
待合室はエアコン完備で約50分の航海の時間は、ゆっくり休憩も兼ねることができます。
この時間の使い方はいろいろありそうで面白く感じました。
▼乗船直前の状態。ここから直接乗船口へ。
▼係員さんの指示に従いながら乗船なのですが、先に人が乗り込みます。
▼私が最初に入りますので要領がわからず再奥の係員さんが全開で手招きします。
▼バタバタしながら甲板へ…
▼ひとまず待合室で着座位置を決めてエアコンで涼みます。
▼トイレも完備ですからご安心を。
▼とはいえ、出航直前の周囲の状況も気になります。
▼全員乗船が完了しましたので、直ぐに出航。
▼岸壁の係員さんも最後の仕事直前。
▼あっという間に出航。意外に早い速度なのでした。
▼港入口には社があります。多分漁業の安全をお祈りする社と思われます。
▼港出航時点の様子ですが、日頃見ない海岸の様子に感動します。
意外に小さい船の揺れ
私は、船酔いの癖がありますし持病のめまい症を持っています。
『フェリーが揺れると困るな〜』
そんな心配をしていたのですが、ほぼ問題なく50分の航海は終了しました。
小さなフェリーにも関わらず、意外にも揺れが小さかったのは印象的でした。
ただ、大きな船舶が一隻遠くを横切った時に、しばらくして到来する船の波による揺れが大きくて驚いたことがあり…
なので、悪天候や波が高い場合でなければ、それほど揺れに関しては問題ないのではと思います。
▼出航から20分程度経過した時点です。丁度中間点に近いところですね。先には開聞岳が見えます。
▼意外に距離があることを体感します。
約50分程度の運行で仮眠も可能
プロドライバーさんが乗船していましたが、約50分の航海時間を利用して、仮眠を取られていました。
フェリーを利用しなければ、陸路を運転することになりますから、疲労度に大きく影響するかと思います。
なので、プロドライバーさんの仮眠の様子を見たときに良い時間の使い方だなと感心したものです。
根占港と山川港を比較すると…
さて、根占港と山川港を比較してみると…
・山川港は道の駅『山川港活お海道』が併設されているので待ち時間は有効活用可能
・根占港は大きな商業施設などないので、待合室などで待つしかない環境
この違いはあるかもしれません。
なので、予定の便に乗り遅れた場合は、自分なりの時間の過ごし方の工夫が必要かもですね。
下船の際に注意したいこと(私感)
港に接岸する頃になると、皆さんジワーッと車の方へ移動を始めます。
各自車に乗り込みエンジンをスタートさせ、下船がスムーズになるよう協力体制ができている感じです。
しかしながら、初めて乗船した私はそのあたりの要領がわかってないので、結果として車の乗車が最後になってしまいました。
『やば!早く車に戻らないと…』
家族と二人で先端に停めてある車に小走りに移動すると、他のお客さんが少し笑っているような気がして、軽く頭を下げながら乗車したのです。
なので、下船の際にも早めに車へ乗車されることをオススメいたします。
▼出航から45分程度すると、対岸の港へ着岸となります。
▼今度は先端から着岸。なので、私が下船しなければ全ての車が下船できないという変なプレッシャーがかかります。最後に乗船すればよかったと反省です。
▼道の駅など見えてきました。
▼山川港は道の駅や行政機関などがありますので、町の形をしています。いよいよ指宿という場所でこれからの旅行のボルテージがあがります。
▶︎「でなおし」ブログのドライブ・旅行まとめ記事もご覧ください!
▼2020年3月以降のドライブ・旅行記事は別ブログで投稿しています!
施設情報
所在地 鹿児島県指宿市山川金王町38-1(山川営業所)
鹿児島県肝属郡南大隅町根占川南721-20(根占営業所)
施設名 フェリーなんきゅう
電 話 山川営業所 0993-34-0012
根占営業所 0994-24-2531
ブログ運営者:でなおし
私は、九州北部在住の地元企業に勤める50代会社員です。 50歳で早期退職する予定でしたが、退職届を提出する直前に脳出血を発症。退職は取りやめになり、1年間休職のあと復職し、現在に至ります。 ブログ運用は、2014年から開始。 2020年3月には650記事に到達。カテゴリーを別ブログ(特化ブログ)として立ち上げ、4つのブログを運用しています。 当ブログは、自動車、グルメ、ライフなどを投稿している雑記ブログ。 2019年7月、キャンピングカー(トイファクトリーアルコーバ:ハイエース)を購入し、妻と二人でキャンピングカーの旅を楽しんでます。 以下は、運営している4つのブログです。 でなおし:当ブログです。2014年に開始した雑記ブログ。
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