お世話になります。パソコンに不慣れで中高齢な私です。
平成11年日本の棚田百選に選ばれた、佐賀県玄海町にある浜野浦の棚田に行きました。
ベストな季節ではなかったのすが、その分観光客が少なかった(正確にはその瞬間いなかった)ことでゆっくりと観光することができました。
恋人の聖地とも言われていますので、意外に静かな時期に伺うのも良いかもしれません。
佐賀県玄海町「浜野浦の棚田」
全国に棚田と呼ばれる美しい景色はたくさんあります。
その中から日本の棚田百選などに選定される棚田が存在します。
九州在住の私ですが、身近なところに美しい棚田があることを知りませんでした。
今回初めて訪れた浜野浦の棚田…
佐賀県玄海町にありました。
▼季節的に田に水が張られ初めの頃でした。狭い谷間に300枚近い田が存在。田と海の対比が印象的です。
恋人の聖地プロジェクト
浜野浦の棚田を訪れたことで、恋人の聖地プロジェクトという取り組みがあることを知りました。
NPO法人地域活性化支援センターという団体が運営しているホームページを拝見すると、
聖地へGO!
全国各地のスポットへ行ってみよう
とあります。
よく見ると、浜野浦の棚田だけでなく、全国各地に点在するスポットが紹介されていました。
身近なスポットを検索してみると、確かにカップルが楽しめる美しい場所です。
これは良い情報が入手できたと喜んでしまいました(キャンピングカーで旅行する場合の目的地候補の参考になりますし…そのような意味でニンマリです)。
▼NPO法人地域活性化支援センターのホームページから引用。
早速ですが、浜野浦の棚田を上から見下ろせる場所に展望台が設置されています。
棚田全体が見えるその展望台に恋人の聖地の鐘があるのです。
鐘には音を鳴らすリボンがついてますので、つい自然に手がリボンに行き…
カランカラン…
とやってしまいます。
ところがこの鐘の音が意外に大きくて…
自分たちが鳴らした鐘の音なのに、恥ずかしい気持ちになる何とも不思議な鐘でした。
その瞬間は他に観光客はいませんでしたので、恥ずかしい思いはしなかったのですが、美しい景観の棚田に響く中高齢の鐘の音は二人で驚くほど大きく感じた音でした(鳴らした瞬間二人で周囲を見渡してしまいました)。
若い方は思いっきり鳴らしていただくことで皆さまへ幸せのお裾分けになりますが、私たち家族はそういうことでも無い年代ですし…
とても印象的な鐘でした。
▼道路から降りると直ぐにわかる鐘です。カップルさんは思いっきり鳴らして皆さまへ幸せのお裾分けを。
▼小さい鐘ですが意外に大きな音です。
▼恋する乙女の春色ストーリーが掲示されています。
玄海町のホームページによると
棚田が美しい時期と時間帯
さて、話を棚田に戻します。
玄海町のホームページには、棚田が美しい時期と時間帯が紹介されてます。
浜野浦の棚田の最も美しい時期と時間は、5月3〜5日頃の19:06分頃。
つまり、田植えが終わり谷間に沈む夕日が中央に位置するときが年間の中で最高の時期ということがわかります。
たまたまゴールデンウィークの時期ということで観光客でごった返すこととおもます。
ちなみに玄海町のホームページには多くの観光客が夕日に向かってカメラを向けているシーンが紹介されていますが、この多さには正直おどろきです。
それほど良い時期良い時間帯ということではないでしょうか。
▼詳細は佐賀県玄海町のホームページをご覧ください。
各種の選定及び認定を受けた棚田
浜野浦の棚田は、日本の棚田百選、第2回美しい日本のむら景観コンテスト、佐賀県遺産などの選定や認定を受けていることがわかりました。
浜野浦海岸に流れ込む浜野浦川が作った侵食谷ですが、これほどまで美しい棚田を作った地元の方々に感服いたします。
美しい時期、美しい時間帯に訪れたい棚田です。
駐車場が狭いので駐車位置に苦慮するかも…
是非訪れていただきたい浜野浦の棚田ですが、駐車場が広大ではないのでゴールデンウィークなど観光客が多くなる時期は、駐車場所の選定に苦慮されるかもしれません。
第一駐車場、第二駐車場は設置されていますが、駐車台数は数十台というところですので、混雑時期は工夫が必要だと思います。
第一駐車場の脇からは棚田へ通じる道がありますが、狭くなってますので侵入しない方が無難です(車で降りてしまうと自車が写真に写り込んでしまうかもです)。
駐車に一工夫必要なので、時間的余裕を持って移動されるのかいいかもしれません。
一方、公衆便所は新しく綺麗に整備されていますので、特に女性は安心だと思います。
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所在情報
所在地 佐賀県玄海町浜野浦