このブログは、49歳で脳卒中(脳出血)を発症した私が、生活で感じたことを書いている雑記ブログです。
お世話になります。パソコンに不慣れで中高齢な私です。
「最近、血管年齢ってよく聞くけど…」
「血管年齢は寿命に影響しているとか本当かな〜」
「どうしたら手軽に血管年齢を測定できるの?」
こんな思いを持っている方は多いのではないでしょうか。
また、私のように、脳卒中(脳梗塞や脳出血)を発症しているので、特別気になってしまったり…
例えば、脳卒中(脳出血)を発症した自分の頭の中(正確には頭部の血管の状態や体の血管の状態)はどうなっているのか?
科学的な根拠を持って知りたいと思うところです。
確かに、医療機関のCTスキャナーやMRIなど詳細な検査は受けてますので、診断結果は知ってはいます。
しかし、49歳で脳卒中(脳出血)を発症した私の血管の状態(血管年齢)は未だに知らないままでした。
ところが、先日のこと!
イオン(AEON)店内を見ていると200円で血管年齢が測定できる装置が設置されていることに気づいたのです!
今までなにげに通り過ぎていた血管年齢測定機…
脳卒中(脳出血)を発症した私は、血管年齢測定機に目がとまるほど健康に気をつけるようになったのかもしれません。
今回は、血管年齢測定機の結果を医療機関で測定した結果と比較してみたいと思います!(あくまで私の感覚ベースの比較で恐縮ですが…)。
▼イオン店内に設置されている血管年齢測定機!
イオン(AEON)店内の血管年齢測定機
それでは実際の血管年齢測定機を説明していきます。
200円で測定できる手軽さ!
なんと!
一回の測定にかかる料金は200円なのです。
200円であれば…
「お買い物ついでにちょっと測定してみようかな…」
気軽に測定できる金額です。
気軽に測定できること!
最大のメリットかもしれません。
一方、測定結果のプリントを見ると
「自動測定による判定結果なので医師の確認が必要です」
との注意書きがありますので、手軽に測定できるメリットの裏返しかもしれませんが、あくまで、結果は目安ということも理解できたりもします。
測定方法は医療機関で測定する機種と似た原理
血管年齢を測定する原理はどうなっているのか?
不思議でしょうがなかったのですが、血管年齢測定機の説明書きによると、指先の血管から測定できる波形を解析して動脈硬化を判定するらしいのです。
この原理によると、動脈硬化が進んだ血管では波形が強く測定され(血管の壁が硬いのでよく反射する)、動脈硬化が進んでない血管では波形が弱く測定(血管の壁がやわらかいので吸収されて反射しにくく波形が弱まる)傾向にあるようです。
詳しい原理は不明ですが、今回は医療機関で測定した値との差を中心に比較することを主としたいので原理についてはこの辺にしておきたいと思います。
▼血管年齢測定機に指先を挿入するだけですね!
血管年齢測定機の測定結果をもとに検討してみました
測定結果は実年齢より若い表示
測定結果は41〜45歳の血管年齢でした。
測定時点の実年齢が50歳ですから、動脈硬化は実年齢ほど進んでないという評価になります。
しかし、49歳で脳卒中(脳出血)が発症したことを考慮すると、測定結果には少しご祝儀が入っているのかもしれない…とも思いました。
ただ、測定結果表のアドバイスには
「実年齢より10歳以上血液循環推定年齢が高くでると要注意、実年齢より20歳以上血液循環推定年齢が高く出たら動脈硬化性疾患である高血圧・虚血性疾患・糖尿病・脳血管疾患を積極的に疑う必要があります」
とされてますので、私の血管の状況としては悪くはない状況ということなのかなと判断してます(私の脳出血の原因が一時的な高血圧とされていることも考慮しての判断です)。
実年齢より若い推定年齢が表示されるとなんだか嬉しくなるので不思議な感じがします(嬉しい気持ちでお買い物を継続…そんな意図もあるのかもしれません)。
▼結果が印刷されたプリントです。自宅で保存しておくことに…
イオン店内で測定した血管年齢測定の結果は医療機関で測定した結果とほぼ同じ
測定が終了すると、気になることが…
「200円で測定した結果が、医療機関で測定した結果とどの程度の差があるのか?」
そこで今回、イオン店内で測定した血管年齢が、医療機関で測定した結果とどのくらい差があるのか比較してみました。
イオン店内で血管年齢を測定した3ヶ月後に地元拠点病院の脳神経外科で測定!
ベッドに横になり、手首足首の4つのバンドを締め2回測定するという測定方法。
血管年齢のほか、血圧の手足の左右差までも測定できるようになってます。
その結果、推定血管年齢は50歳!
ただ、測定後の主治医による補正(測定値をベースとして他の項目を考慮し測定値を補正すること)の結果、推定血管年齢は45〜47歳と説明を受けました。
脳出血発症時の超急性期治療を実施していただいた拠点病院ですから、その結果は信頼できるものと考えます。
さっそく医療機関の測定値とイオンの測定値を比較すると
イオンで測定した結果は医療機関で測定するそれと大きく差がないことがわかりました。
確かにご祝儀的?に…
イオンで測定した結果は医療機関で測定した結果に比べて、若干良い値を示していますが、5歳程度の差ということで目安としては十分な結果と考えられます。
目安としては十分な精度を保持している
以上のことから、イオン店内に設置されている血管年齢測定機の精度は、医療機関で測定する結果と大きな差がないということが判明しました。
たしかに、わずかな差が見られますが、当日の私の体調や測定環境などの環境要因が影響していると考えられるほど小さな差と考えました。
つまり、200円で測定できるこの測定器は目安としては十分な精度を保持しているということがわかりました。
お買い物ついでに定期に測定
買い物ついでに測定できることが最大のメリットと痛感してます。
イオンの測定器は順番待ちをすることはありませんから、家族とともにお買い物のさいに、200円で測定し、血管年齢の目安を把握することは大変有益です。
また、測定結果をもとに家族で会話することになりますので、この点も副産物的効果があるのではないでしょうか。
▶︎「でなおし」ブログの健康・医療まとめ記事もご覧ください!
まとめ
イオンの血管年齢測定器は医療機関とほぼ近い精度を持っていることを確認。
さらに、お買い物ついでに測定できる手軽さ、費用は200円という低廉な料金など多くの魅力がありそうな測定器ということがわかりました。
年に1〜2度はイオン店内で血管年齢を測定してみようと思います。
ブログ運営者:でなおし
私は、九州北部在住の地元企業に勤める50代会社員です。 50歳で早期退職する予定でしたが、退職届を提出する直前に脳出血を発症。退職は取りやめになり、1年間休職のあと復職し、現在に至ります。 ブログ運用は、2014年から開始。 2020年3月には650記事に到達。カテゴリーを別ブログ(特化ブログ)として立ち上げ、4つのブログを運用しています。 当ブログは、自動車、グルメ、ライフなどを投稿している雑記ブログ。 2019年7月、キャンピングカー(トイファクトリーアルコーバ:ハイエース)を購入し、妻と二人でキャンピングカーの旅を楽しんでます。 以下は、運営している4つのブログです。 でなおし:当ブログです。2014年に開始した雑記ブログ。
カヤの車めぐり旅:キャンピングカーの旅、車グッズに特化したブログです。
カヤの脳出血からの復帰:49歳で発症した脳出血やライフに特化したブログです。
カヤの夫婦グルメ旅:グルメに特化したブログです。 |
この度 通院の序でに 医療機関で測定しました。
イオン設置機がそんなに信憑性が高いのなら 行く機会も多いので
偶に測定をして帰ります。
小林様 お世話になります。
医療機関による測定結果の方が信頼性があり、なおかつ、主治医がその測定結果をもとに判断(治療や生活指導など)しますので、医療機関での測定がご自身にとって最適な測定になるかと思います。
ただ、イオン店内で測定した結果が、医療期間で測定した結果と大きな乖離がないことや、何より手軽に測定できるという点でメリットは大きいので、私は、イオン店内で定期に測定してみようかなと思っています(以前は、1年に一度の測定を考えてましたが、測定費用も安価ですから、半年に一回の測定にしてみようかと思いました)。
お互いに、動脈硬化が進展しないよう生活習慣気をつけていきましょう。
コメント本当にありがとうございました。
イオンならどこでも設置されていますか、当方は名古屋です。
津田様 お世話になります。
血管年齢測定器の設置の有無についてですが、名古屋県内のイオンモールにつきインターネットで検索してみましたが、ヒットすることができませんでした。 ただ、私の自宅近くにある血管年齢測定器が設置されているイオン店のホームページを検索してみましたが、やはり、ホームページ上ではヒットしませんでしたので、インターネット上ではご案内がされてないのかもしれません。 したがいまして、イオンモール実店舗の総合案内で御確認いただくと良いかと思います。 おそらく設置されていることと思いますが… 不明な点が多いままコメント返信させていただくこと大変申し訳なく思います。
コメント本当にありがとうございました。
繁華街には有りませんでした、問合せたらイオンモールで少し不便な所に設置。
津田様 お世話になります。
そうですね。イオンモールの大規模店には設置されているようです。 設置場所に関しては、少し人目につきにくい場所でもあり、でも、ある程度は認知される場所といいますか… おそらく、測定時における被測定者の様子を通行人から直視されないような配慮がされているのかもしれません。 私が測定する機器の設置場所はイオン店内中心部ではありますが、エスカレーターの下部(正確にはエスカレーターの少し横)にありますので、少しだけですが、中高人の視線の直視を避けられるようなイメージです。 各店舗それぞれのご事情で場所があるのでしょうか… 何にしましても、ご機会があれば是非測定されみてくださいね。
コメントありがとうございました。
都内で測定できるイオンを教えてください
大場様 お世話になります。
私は西日本なのですが、都内のイオン店(イオンモールを含みます)に関して、インターネットで検索してみましたが、ヒットがありませんでした。 そこで、都内のイオン店(イオンモールを含みます)のうち、数店舗に対して、電話で問い合わせをしてみたのですが、やはり、測定機の設置はありませんでした。 その際に、他店における設置の情報など合わせて聞いてみたのですが、それらの情報を得ることはできませんでした。 これらのことからすると、どうやら都内におけるイオン店(イオンモールを含みます)には、設置されていないような感じです。 他に都内で血管年齢測定可能な施設を検索してみたのですが、医療機関、スポーツジム、健康食品店舗などではヒットするもも、お買い物ついでに200円程度で気軽に測定できそうな箇所には行き着きませんでした。 ご自宅近くに気軽に測定できる場所が見つかれば良いのですが…
有益な情報が提供できずに申し訳有りません。 コメント本当にありがとうございました。
自分的にはイオンに設置してある測定器の精度には懐疑的です。自分を含めほとんどが実年齢より若い結果が出ます。自分なりの意見ですが、恐らく買い物に来たお客さんが、わざわざ落ち込むような結果は出ないようになっていると思います。実年齢より良い結果なら、すこしは奮発してステーキでも食べてもいいかな?なんて思うけど、悪い結果だと、購買意欲も落ちちゃいますからね!
藤田ノース様 お世話になります。
ご指摘の通り、200円で手軽に測定できる血管年齢ですから、「懐疑的」と言われる点につきましても理解いたします。 ましてや、営業目的で設置されている装置ですから、なおさらですね。 ご祝儀的な意味合いも込めまして、実年齢より若く表示される傾向にあるのかもしれません。 私の場合、脳出血発症後、過去3回の測定を行ったところ、実年齢より若い測定結果ではありますが、3回の推移は不変でしたので、測定結果の推移を見ることにも興味が向いている状況です。 どのようなアルゴリズムになっているのか私は不明なのですが、実年齢を入力しますので、その値を基準として何らかの補正しているのでしょうか。 何にしましても、血管年齢の推移が楽しみになってきた私は、イオンの営業目的にまんまとはまっているのかもしれません^^。
私は2つのイオンで測りました。一つは実年齢より10歳くらい若く表示され他の機関とさほど変わらない数値でした。が、二つ目のイオンは薬局の測定器で10歳以上高く出て唖然とし、憶測ですが薬局が薬を買わせるために高い数値に設定したのだと思いました。やっぱ、医療機関で測るのが最善でイオンモールのは一つの目安程度でいいと思います。
ナオさん様 お世話になっております。 ご指摘のとおり、血管年齢測定器の設置場所によって、測定結果が影響される可能性はあるかもしれません。 イオンでは測定値が実年齢より低く測定されると嬉しい気持ちで買い物できますし、また、薬局では測定値が厳しい値を示すことで、健康食品などの販売につながる可能性もあります。 以前私が、健康教室に参加した際に、ほとんどの参加者の測定結果が厳しい値でしたので、スタッフさんにお尋ねしたところ、いわゆる調整は可能とのことでしたから、設置されているシーンで測定結果が影響されている可能性は排除できないことになると思います。 一方、医療機関ではそのような調整はできませんから、正しい結果ということになるかと思います。 なので、私は医療機関で測定した結果を中心として、イオンの測定結果との差を把握し、その後、イオンで測定した値を自分なりに調整することにしています(同じ測定器を使用します)。 ただ、イオンの測定結果でも、定期定期に測定した結果の推移は参考になると思います。 なにより、手軽に測定できるイオンですから、この点を考慮すると、捨てがたいかもしれません。 ブログをお読みいただきありがとうございます。 今後とも、よろしくお願い申し上げます。